大橋秀行会長、約34年ぶり東京ドーム興行の総観客数は〝ファンファースト〟「5万人を切る」
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大橋ボクシングジムの大橋秀行会長(59)が15日、横浜市の大橋ジムで行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチ(5月6日、東京ドーム)で世界初挑戦する元K―1王者で同級5位の武居由樹(27)=大橋=の公開練習後に報道陣の取材に応じ、約34年ぶりに東京ドームで開催されるボクシング興行の総観客数は「5万人を切る」と明かした。東京ドームは収容人数約5万5000とされるが、試合が見えづらい席の観戦チケットを販売せず、満員でも4万人台の座席設定にしているという。ボクシング興行における日本開催の観客最多動員記録は、1990年2月11日に東京ドームで行われた前回興行の5万1600人。メインイベントでWBA、WBC、IBF世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が、ジェームス・ダグラス(米国)に10回KO負けを喫し、「史上最大の番狂わせ」と言われた。〝タイソン超え〟とはならなくなるが、大橋会長は「見やすいようにです。モニターもすごく多くあります」と観戦に来てくれる〝ファンファースト〟の考えを貫いた。クアドラプル(4大)世界タイトルマッチを中心に行われる興行の観戦チケットのリセール&一般販売(先着)は13日正午にスタート。一般販売は計7000枚が残されていたが、一般販売の売れ行きも順調だという。日本選手がメインイベントに出場した試合での最多観客記録とされる白井義男が日本選手で初めて世界王座を獲得した1952年5月19日のダド・マリノ(米国)戦の4万人(後楽園スタヂアム)は更新しそうだ。メインイベントは4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、元世界2階級制覇王者でWBC世界同級1位のルイス・ネリ(29)=メキシコ=の挑戦を受ける4団体王座防衛戦。セミファイナルで武居が、2度目の防衛を目指す王者のジェーソン・モロニー(33)=オーストラリア=相手に世界初挑戦する。第3試合の〝セミセミ〟は尚弥の弟で、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28)=大橋=が、指名挑戦者で同級1位の石田匠(32)=井岡=の挑戦を受ける2度目の防衛戦。第2試合としてWBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(28)=倉敷守安=が、同級3位で世界初挑戦の桑原拓(29)=大橋=との再戦で、初防衛戦を闘う。第1試合は元IBF世界スーパーバンタム級王者で、現WBOアジア・パシフィック同級王者のTJ・ドヘニー(37)=アイルランド=が、同級8回戦としてフィリピン同級12位のブリル・バヨゴス(22)=フィリピン=と対戦する。ドヘニーはリザーブ選手でもあり、ネリが計量失格などでメインイベントに出場できなくなった場合は尚弥に挑戦することになる。
午後2時に開場予定で、同4時に興行開始予定。第2試合以降は動画配信サービスのアマゾンプライムビデオで同5時から独占生配信される。プロ戦績は尚弥が26戦26勝(23KO)、ネリが36戦35勝(27KO)1敗、武居が8戦8勝(8KO)、モロニーが29戦27勝(19KO)2敗、拓真が20戦19勝(5KO)1敗、石田が37戦34勝(17KO)3敗、ユーリ阿久井が22戦19勝(11KO)2敗1分け、桑原が14戦13勝(8KO)1敗、ドヘニーが29戦25勝(19KO)4敗、バヨゴスが8戦7勝(2KO)1分け。(尾﨑陽介)
16時試合開始なんだ。まぁおそくても21時までには終わってほしいな。帰りの新幹線気にせずゆっくり最後までみたい。
武居さんが勝って桑原勝ったら1ジムに世界チャンピオン4人か。ま、ユーリも前回は勝ったと言っても判定には納得いかないファンも多い様だし、今回ははっきりと勝ったという試合みたいですね。予想は桑原判定勝ち。