大橋ジム入門のトップアマ4人がそろってプロテスト合格 6月にプロデビューへ
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アマ実績十分となる大橋ボクシングジム期待のルーキー4人がそろってプロテストに合格した。2日、東京後楽園ホールで、22年世界ユース選手権バンタム級制覇を含めてアマ7冠の実績を誇る坂井優太(18)、世界選手権に2度出場したアマ6冠の田中将吾(22)、昨年の全日本選手権ウエルター級優勝などアマ5冠で「横浜のタイソン」と呼ばれる田中空(22)、アマ2冠のサウスポー大橋蓮(22=すべて大橋)がB級(6回戦)プロテストを受け、即日合格通知を受けた。4人は6月のプロデビューを予定している。【写真】アマ7冠の坂井優太も合格 坂井は日本男子3人目の世界ユース制覇を含むアマ7冠(高校6冠)、アマ47勝1敗と堂々たる実績を誇るスーパールーキー。実技では池上渉(34=DANGAN郡山)と3分3回のスパーリングに取り組み、鋭い左を打ち込んだ。左カウンターに磨きをかけることを誓い「インパクトあるカウンターで倒し、ファンの人たちに面白いと思ってもらえる試合をしたい」と意気込んだ。 田中将は実技で同門の先輩、日本ミニマム級2位森且貴(24)と3回のスパーリングし「相手も強い方で良いスパーリングができました。緊張しました」と心境を明かした。元世界3階級制覇・八重樫東トレーナーのもとフィジカル強化でプロに肉体作りに着手しており「毎日が筋肉痛で勝手に体が仕上がりました。軽量級でも(前東洋太平洋スーパーバンタム級王者)武居由樹さんのように一撃で沈められるような練習を心掛けている。今まで培ったものを崩さず、プロに落とし込んで(デビュー戦までの)2カ月、しっかりやっていく」とプロ初陣を見据えた。 日本人初のウエルター級世界王者を目標に掲げる田中空はアマ戦績58勝(39KO)8敗と59%の高いKO率を誇ってきた。ジムの先輩となる日本スーパーウエルター級10位安逹陸虎(26)との実技スパーリングでも、ぐいぐいと前に出る好戦的なスタイルを披露。プロとしての第1歩に「本当にプロになるんだなと実感した。見てくれる人たちにあいつの試合は面白いと思ってもらえるような選手になりたい」と口にした。 東京農大を中退してプロ転向した大橋は22年全日本選手権でライト級優勝&最優秀選手受賞、国体優勝するなど実績十分な身長170センチのサウスポーとなる。アマ時代から左ストレートが武器で、ジムの先輩となるWBOアジア・パシフィック・ライト級王者保田克也(31)とのスパーリングでも左拳の片りんをみせつけた。設立30年を迎えた大橋ジムで大橋姓の選手がジム入門するのは初めてという「縁」もある。プロテストに合格し「これで拳で稼いでいくという自覚をしっかり持てる。華のある戦い方をする選手になりたい」と将来像をイメージしていた。
まぁ凄い実績の方々ですね。まぁ世界取って当然位の勢いでしょうが、みて見ないとわかりません
アマのタイトル獲得数は井上を上回っているようですが、どうでしょうね?6月のデビュー戦早く観たいです。以下おまけ。アイドルのおちから借りて記事になるより、試合で早く記事や話題になってほしいものです。
元セクゾ菊池風磨弟と幼なじみ光富元「世界王者目指したい」六島ジム入門 夢は「風磨兄貴」共演
でっかい夢は「風磨兄貴」との共演! ボクシングの六島ジムは2日、大阪市内のジムで今夏にデビュー予定の光富元(みつとみ・つかさ、22)の“入門”会見を行った。 光富は日大ボクシング部出身(中退)。主にフェザー級で19勝(6RSC)11敗のアマ戦績を残し、全日本選手権にも出場した。4回戦からスタートし、来年の新人王戦が最初のターゲット。プロではスーパーバンタム級を主戦場にする。 東京・小金井市で生まれ育った。プロボクサーだった父哲也さんに「頑張ってこい」と背中を押され、プロでの出発を新天地の大阪に定めた。「まず新人王を制して、やるからには世界王者を目指したい」と目標を掲げた。 その先に見る夢が「セクシーゾーン」から「timelesz」に改称したアイドルグループの菊池風磨(29)との共演だ。菊池の弟、プロボクサーの音央(ねお、20=新日本木村)とは幼なじみ。指導しているのが、新日本木村でトレーナーをしている父という深い縁がある。兄の風磨とも「よく遊んでもらっていました」。アイドルとして地位を築いている風磨に自身の世界戦の舞台で歌唱してもらう。そんな究極な夢を描く。 アマでの実績はないが、武市トレーナーは「伸びしろは大きい。たたけばいいボクサーになる。完成されていないから、楽しみは大きい。うちのジムに合っていると思う」。 5月4日にIBF世界バンタム級王座に挑む西田凌佑(27)もアマ時代は無名で、六島ジムで開花した。武市トレーナーは独自の育成法に自信を持つ。「ここでやれば強くなれる」と光富も確信を持って、プロの扉を開ける。【実藤健一】