JBC「悪童ネリ対策」の穴 東京ドーム決戦に〝保険〟が必要 | ボクシング・メタボリック

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世界王者が指摘するJBC「悪童ネリ対策」の穴 井上尚弥との東京ドーム決戦に〝保険〟が必要
2/28(水) 5:16配信


ルイス・ネリ
 この男を信用していいのか…。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)がルイス・ネリ(29=メキシコ)と5月に東京ドームで防衛戦を行う見通しの中、日本ボクシングコミッション(JBC)は〝悪童〟の無期限活動停止処分を解除。過去に問題となった薬物違反と体重超過の防止策も発表した。ただ、相手は〝常習犯〟だけに、まだまだ安心はできない。元WBO世界ミニマム級王者の福原辰弥氏(34)が課題と対策を指摘した。

 ネリは2017年の山中慎介戦でドーピング違反が発覚。翌年の再戦では体重超過により、日本国内での無期限活動停止処分を受けた。JBCは26日にライセンス申請資格の回復を認めると発表。さらに認定団体のWBCと協同して「事前計量(30日前、15日前、7日前)の厳格運用」と「抜き打ち検査も含めた徹底したドラッグテスト」を実施するとしている。

 ただ、相手はルール違反の〝常習犯〟だけに不安は残る。実際、ネリは19年に米ラスベガスで予定されていた試合が、前日計量の体重超過で中止となっている。

 WBCのタイトルマッチをタイで2度行った経験を持つ福原氏は「もともとWBCには事前計量があるけど、基本的に自己申告だった。タイでの試合は、2週間前の時点でまだ日本にいたので、日本で計って申告した」とチェック体制の〝穴〟を指摘。「費用もかかるし大変な部分はあるけど、WBCとJBCが計量に立ち会うべき」と監視の強化を訴えた。

 ドーピングについても同様だ。ネリは昨年2月のWBC挑戦者決定戦で勝利。同7月にはノンタイトル戦を戦っている。福原氏は「体重よりもドーピングが怖い。体重はしっかり仕上げてきても、ドーピングは過去のものが残っている可能性がある。井上戦が決まっていても、最近はあまり世界戦をしていない。世界戦でないと、しっかりと薬物検査をしない場合がある。(ドーピングは)ものによって残っている場合があると聞くので、今回の試合で(陽性が)出る可能性もある。今のうちに1度目の検査をして、その後も何度か実施していけたら」と警鐘を鳴らした。

 さらに〝最悪の事態〟にも備える必要がある。5万人以上が収容できる東京ドーム開催が想定されるだけに、ネリに違反があってもメインイベントを中止にするのは現実的に難しいからだ。福原氏は「同じ階級の選手を前座のカードに組んで、メインで計量オーバーが起きた時に、代わりとして出られれば。前座でもファイトマネーを積んで、(ネリの失態が)何もなかった時に勝った方が井上と戦えるようにすれば(オファーを)断らないと思う」と提言した。

 果たして、悪童とモンスターの対戦は本当に実現するのか。試合直前まで気の抜けない状況が続くことになりそうだ。

さてさて、処分解除、ネリから資格回復と謝罪があった。😆からだとさ。そもそも、永久に追放など現役でいる間はできるわけ無いじゃん、と思ってましたが。
JBCは昔から人気ボクサー、金を生み出しでくれるボクサー関連にはお得意の特例は当たり前。
辰吉の網膜剥離からの復帰、負けたら引退の誓約。
今回も井上の試合、しかもWBCの指名試合となればやらせない訳にはいかないでしょう。
山中ネリ2も、ネリが翌日に何キロになってればOKといって試合受けたのも、本田会長、許可したのもJBC,。個人的にはネリ悪者にしてJBCは正義をアピールみたいな感じ。確かにネリが悪いけどね。今回は、ドーピングけんさも、ウェイト報告もするみたいだし。
それよりもウエイトや薬物でたら、渡航費用、滞在費、ファイトマネー全額没収の誓約書を取った方が効果あると思いますが。
まぁ昔の事はもういいや。とにかく試合がちゃんとおこなられればね。
正式発表待ちましょう。中々発表できないのは武居やアンディ暫定とかの世界戦がきまらないからじゃないかな?