那須川-ロブレス戦で名伯楽ナチョ・ベリスタイン氏13年ぶり来日「那須川は身体が強くうまい」
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無敗の格闘家でプロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級6位の那須川天心(25=帝拳)の転向3戦目の相手、WBA、WBO世界バンタム級14位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)を指導するメキシコの名伯楽イグナシオ・ナチョ・ベリスタイン・トレーナー(83)が約13年ぶりに来日を果たした。11年4月、神戸で行われた王者長谷川穗積-挑戦者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)のWBC世界フェザー級タイトルマッチ以来の来日となるという。 約14時間かけて日本に到着したナチョ・ベリスタイン氏は「本当はいつでも日本に来たかったが、鼻の手術があり、ドクターストップがかかっていたので長い旅行ができなかった。それさえなければ昨年も来たかった」と長く来日できなかった理由を明かした。“秘蔵っ子”ロブレスが対戦する那須川の試合動画は18年大みそかの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とのエキシビション戦、昨年9月のメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン戦の動画をチェックしたという。 ナチョ・ベリスタイン氏は「(那須川戦は)2試合見ました。キックボクシングのキャリアもあるし、体も強さも見て取れる。ボクシングも上手なイメージ。実際に見てみないと分からないが、楽しみだ」と那須川を高く評価しながら分析した。 これまで畑中清詞、辰吉丈一郎らに勝った元世界2階級制覇王者ダニエル・サラゴサ、計11度の防衛を誇る元WBC世界スーパーフライ級王者ヒルベルト・ローマン、元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオと4度対戦したライバル、元世界4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケスら数多くの世界王者を育成。世界有数のトレーナーと言われ、06年には世界ボクシング殿堂入りを果たした同氏は自ら育成したロブレスと那須川の対戦を楽しみにしている。 さらにナチョ・ベリスタイン氏は「日本人は侮れない。歴史的にも日本人ボクサーには敬意を表している。心して臨みたい」と警戒も忘れなかった。過去には日本での世界戦でメキシコ人ボクサーを勝たせるのがうまいとも言われた“日本人キラー”名伯楽の戦略が那須川戦に臨むロブレスにも発揮されそうだ。
勘違いしてましたわ。ルペ サンチェスとベルスタインはご健在でしたんですね。
メキシコのボクサーが来日してルペ サンチェスがトレーナーとかきくと、それだけで向こうにアドバンテージがあった様に昔は思っちゃいました。
今みたいにメキシコのチャレンジャーやチャンピオンに勝つのは至難の業とはいいませんが、メキシコとの世界戦の勝率低かったですからね。81年はフローレス、アベラル、ピントールと日本人メキシコにかてませんでしたから、、、