尚弥 両目付近にあざ残しながら壮絶スパー!4団体統一戦へ“過去最高”の練習
◇WBC&WBO&WBA&IBF世界スーパーバンタム級王座統一戦 WBC&WBO王者 井上尚弥《12回戦》WBA&IBF王者 マーロン・タパレス(2023年12月26日 東京・有明アリーナ) プロボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)が15日、WBA&IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体王座統一戦に向けて横浜市内のジムで練習を公開した。両目付近にあざを残しながらも、過去最多116ラウンドのスパーリングをこなすなど順調な仕上がりを報告。26日の決戦に過去最高の状態で臨み、史上2人目の2階級4団体統一の偉業に挑む。 わずか30秒で打ち切った7月のフルトン戦前の公開練習とは異なり、シャドー2回とサンドバッグ打ち1回を披露した井上は「段違いですさまじいモチベーション。空回りせずに自分を信じてやりたい」と大一番をにらんだ。 目を引いたのはど派手な金髪よりも両目付近のあざだった。「昨日転んじゃったんですよ」と笑顔ではぐらかしたが、前日に打ち上げたスパーリングで負ったもよう。タパレス対策として10月下旬から手を合わせてきたメキシコ人4選手について、大橋秀行会長は「4選手とも強さもスピードもあった。最近にない、いい練習ができた」と過去最強の練習相手だったと説明。井上自身も「成長できたし、いろんな意味合いを持った凄くいいトレーニングだった」と激しい“特訓”に手応えを口にした。 「周りの楽勝ムードを吹き飛ばすため」とスパーリング数も過去最多の116ラウンドを消化。一切の慢心がないことを強調し、偉業達成へ気合十分だった。
あと10日ですか、昨年の有明は寒かった。楽勝ムードといってもやってみないとわからないが、井上有利は変らないと思います。4団体統一してネリとやったから他の団体がタイトル剥奪とかしないか、そっちの方が心配。