WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦」(3月4日、島津アリーナ京都)
初防衛戦に臨む木村悠(32)=帝拳=の対戦相手で同級5位のガニガン・ロペス(34)=メキシコ=が27日来日し、都内のホテルで会見した。
ロペスは、母国アメカメカ市のスポーツ局に部長として勤務する。スポーツ事業に携わり、直近では3月6日に同市で行われるマラソン大会のコーディネートを務めた。
木村が商社マンなら、ロペスは準公務員。「朝、ロードワークしてから市役所で午後4時まで働き、その後ジムワークをする」と、木村と同じ生活パターンだった。「市長が応援してくれるので、ボクシングの練習はしっかりできている」と、勤務先のバックアップまでそっくりの環境。商社マン対公務員の異例の世界戦となる。
ロペスは15年7月に、木村が王座を奪ったペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑戦し、12回判定負け。「木村とペドロの試合はテレビで見た。動きも速いし、いいボクサーだと思う。ただ、あのスタイルなら問題ない。100%勝てるだろう」と自信を満々だった。
木村は18勝(3KO)2敗1分の右ボクサーファイター。ロペスは26勝(17KO)6敗の左ボクサーファイター。
弁護士やら公務員やら木村選手の相手は副業が安定してるボクサーが多いですね。リング上の商談まとまるでしょうか?