エディ・タウンゼント賞」に井上尚の父 功績あったトレーナー
1年間で最も功績があったボクシングのトレーナーに贈られる「エディ・タウンゼント賞」に日本選手最短のプロ6戦目で世界王者となった井上尚弥(大橋)を育てた父真吾トレーナーが受賞することが21日、決まった。
井上尚は30日に世界2階級制覇を懸け、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチでオマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦する。(共同)
超大物”王者リゴンドーが来日
WBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(31日、ボディメーカーコロシアム)
天笠尚(山上)の挑戦を受ける王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が21日午後、成田空港着の航空機で来日した。
2000年シドニー、04年アテネ五輪で連続金メダルを獲得、09年5月にプロ転向してからも14戦全勝(9KO)というパーフェクトな戦績を残している。究極のテクニックで数々の強敵を下し、WBO王者であると同時WBA世界スーパーバンタム級のスーパー王者でもある文句なしの超大物だ。
04年のアテネ五輪前にキューバチームの合宿で日本に滞在しており、それ以来の来日となる。「日本に来られて非常に光栄に思っている。私が勝つことは確実に分かっているが、どんな相手でも油断することはない」と圧倒的な有利が予想されるタイトルマッチに向けて意気込みを語った。
対戦する天笠へメッセージを求められると、「クラスをひとつ落としてまで私との試合を受けてくれて感謝している。私は現在、アメリカでは戦ってくれる相手がいない。改めて感謝していることをアマガサに伝えてほしい」と、OPBFフェザー級王者ながら1階級下げてビッグマッチへ踏み切った天笠へ敬意を表した。
史上最高クラスといわれるスーパーテクニックの持ち主。サウスポースタイルからどんな攻防を見せてくれるのか。初登場となる日本のリングで、至高のパフォーマンスを見せてくれるに違いない。