佐藤のスパーに刺客!「本気出させるため」前王者の弟登場
佐藤(右)は偵察に訪れた前王者スリヤンと約1年ぶりに再会した
◆プロボクシング ▽WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・佐藤洋太─同級8位・シーサケット・ソールンビサイ(5月3日、タイ・シーサケット) 敵地タイでの日本人初勝利と3度目の防衛を目指すWBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太が29日、現地のナコンルアン・ジムで2ラウンドのスパーリングを公開した。通常より1分長い4分間のスパーリングでは、パートナーに前王者スリヤン・ソールンビサイ(24)の実弟が“刺客”として登場。スリヤンも自ら偵察するなど、敵陣営の包囲網を感じた。
渡航前に新井史朗トレーナーが「佐藤に本気を出させるために公開練習では強い選手を用意してくるだろう」と警戒した通り、敵陣営は前王者の実弟ナワポーンをぶつけてきた。グラブは練習用の大きな18オンス。相手は15戦無敗で1階級下のフライ級だが、王者を威嚇するように「大きな声を出しながらガンガン前に出てきた」(新井トレーナー)という。
足を巧みに使う佐藤の武器を引き出そうと、強引な接近戦を仕掛けてきた。王者は防御主体で無難にさばき、「シーサケット選手もガンガン入り込んでくる気でいると思う。それが分かった」と挑発的なスパーリングにも動じなかった。
約20人の地元メディアの取材には堂々と応じた。佐藤はシーサケットを警戒する点にパンチ力を挙げ「ベルトをしっかり持って帰りたい」と宣言した。
スポーツ報知
ジムの壁しか写ってませんが、なんか日本の昭和の雰囲気を感じさせる・・タイの選手が声だしてサンドバック打ち、ナパ・キャットワンチャイを思い出し、その昔大橋会長が報道陣を前に声出してサンドバック打ち最後に一言・・ナパっと言って報道陣を笑わせたのを思いだした。
まあどんな妨害あるでしょうかね。昔はロープにつまると足首掴まれて動けない様にしたなんてのもありましたね。普通に勝って今後もタイで防衛出来る日本人王者に続けて欲しいですね。