下田対リコ・ラモスはWOWOWで | ボクシング・メタボリック

ボクシング・メタボリック

ボクシングに魅せられて41年。阪神タイガースファン歴40年世界戦初生観戦は1983年西は熊本・福岡・沖縄とおそらく300試合は越えている。海外デラ・ホーヤとトリニダード戦を観に行っただけ。ニューヨークの殿堂はたった2回。現地速報や新聞情報貼り感想書いてます。

7月10日午前10時55分から生中継らしいです。RJメールより。石田選手も一緒にやってくれないですかね。

佐々木、王座奪取で「3つの偉業」…WBC世界ライト級戦
$ボクシング・メタボリック


練習の合間、険しい表情を見せる佐々木基樹 プロボクシングWBA世界スーパーバンタム級王者・下田昭文(26)=帝拳=が、7月9日に米ニュージャージー州アトランティックシティーで同級1位の挑戦者リコ・ラモス(23)=米国=と初防衛戦を行うことが16日、発表された。日本人世界王者で初めて米本土での防衛戦に臨むこの一戦は、ボクシング中継の米大手テレビ局「HBO」で異例の全米放送されることも確実になった。また、東洋太平洋スーパーライト級王者でWBC世界ライト級12位の佐々木基樹(35)=帝拳=が、6月25日に同級王者ウンベルト・ソト(31)=メキシコ=に敵地メキシコで挑戦することも発表された。

 「三重苦」の佐々木が、王座奪取で3つの偉業を成し遂げる。2009年10月のWBA世界ウエルター級王座挑戦以来となる世界再挑戦の相手は3階級王者のソト。突然の対戦オファーにも「ソトは穴がない。ただ、1度目の世界挑戦で学んだことは今回生きてくるはず」と開き直った。

 佐々木は4月20日に東洋太平洋王座の防衛戦を行ったばかりで、試合間隔はわずか2か月。さらに今回の階級は世界初挑戦時から2階級下、自身13年ぶりのライト級。敵地メキシコの試合会場は未定だが、標高2000メートル級の高地での開催が予想される。「『調子が悪いから試合ができません』とか言ってられない」と、逆境の条件にも飛びついた。

 35歳のベテランには勝てば快挙が待っている。〈1〉日本人最高齢世界王座奪取〈2〉海外の日本人世界挑戦30連敗で阻止〈3〉国内初の同一ジムでの世界王者4人同時在籍―の記録がかかる。プロボクシング界では異色の早大卒ボクサーは「プロで14年間。ここで取ったら重みが違うでしょ? 本当に最後のチャンス」と特攻精神でソトにぶち当たる。

 ◆佐々木が勝てば…記録アラカルト
▽日本人最高齢世界王座奪取 06年1月にWBCフェザー級王座を奪取した越本隆志の35歳0か月25日が過去最高齢。佐々木がソトを倒せば、35歳7か月29日で大幅に記録を更新する。

 ▽連敗阻止 海外の日本人世界挑戦は現在30連敗中。佐々木は92年4月に元WBA世界スーパーライト級王者・平仲明信がメキシコで勝って以来の快挙に挑む。

 ▽史上初の世界王者カルテット 帝拳ジムには現在、WBCスーパーバンタム級の西岡利晃、WBA同級の下田昭文、WBCスーパーフェザー級の粟生隆寛と3人の世界王者が在籍。4人同時となれば日本初。

下田、7・9日本人史上初の米本土V1戦…WBA世界Sバンタム級戦

$ボクシング・メタボリック


7月の米本土での初防衛戦を前に、練習を公開した下田昭文 プロボクシングWBA世界スーパーバンタム級王者・下田昭文(26)=帝拳=が、7月9日に米ニュージャージー州アトランティックシティーで同級1位の挑戦者リコ・ラモス(23)=米国=と初防衛戦を行うことが16日、発表された。日本人世界王者で初めて米本土での防衛戦に臨むこの一戦は、ボクシング中継の米大手テレビ局「HBO」で異例の全米放送されることも確実になった。また、東洋太平洋スーパーライト級王者でWBC世界ライト級12位の佐々木基樹(35)=帝拳=が、6月25日に同級王者ウンベルト・ソト(31)=メキシコ=に敵地メキシコで挑戦することも発表された。

 日本の“野獣”が全米にその名をとどろかせる。日本人世界王者として初めて米本土での防衛戦に臨む下田は、東京・神楽坂の帝拳ジムで記者会見し「本場のリングで勝ち名乗りを上げられるのを想像するとワクワクするっす」とほおを緩めた。

 異例の待遇だ。世界ランク1位の最強挑戦者ラモスとの指名試合が米国トップのボクシング中継局「HBO」で放送されることが有力となった。実現すれば、下田は同局が中継する世界戦出場の初めての日本人王者となる。全米で加入世帯約3500万軒を誇り、ボクシング中継の規模の大きさでは「Showtime」と並ぶ有料テレビ局。本場・米国を中心に開催される世界戦でもよりすぐりの試合しか中継されない。帝拳ジム・本田明彦会長(63)は「いい内容で勝てば、将来ビッグマッチの可能性も出てくる」とハッパをかける。

 下田が過去に海外で試合を行ったのは2009年6月のメキシコでのノンタイトル戦1試合のみ。「ハイリスク&ハイリターン」の敵地防衛戦での米国デビューに「自分自身が一番いい試合をできれば、いいアピールになる」と覚悟を決めた。かつては飛行機嫌い、海外嫌いを公言していた王者は、初上陸の米東海岸の印象を聞かれて無言。関係者に耳打ちされ、「自由の女神」と答えを絞り出して笑った。

 米本土決戦に向け、近々、本格的なスパーリングを開始する。今年1月に戴冠した試合で切れ味あるスタイルで3度のダウンを奪った時のような野性味を取り戻す。「海外でやるのは自分の力になる。中途半端な気持ちだとやられるので挑戦のつもりでやる」と、獣が再び野に放たれる。

海外挑戦30連敗でしたか平仲選手がロサリオを1RKOしたのもメキシコでしたし果たして止められるでしょうか。そしてWBC世界ライト級ではガッツさんがヘススと防衛戦を行って以来の日本人出場では。そして下田選手日本人初の本土防衛戦歴史を刻んで欲しいですね。