長谷川、次は「バッキャオ2世」!V14までビッグマッチ路線! | ボクシング・メタボリック

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ボクシングに魅せられて41年。阪神タイガースファン歴40年世界戦初生観戦は1983年西は熊本・福岡・沖縄とおそらく300試合は越えている。海外デラ・ホーヤとトリニダード戦を観に行っただけ。ニューヨークの殿堂はたった2回。現地速報や新聞情報貼り感想書いてます。

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計量をパスしガッツポーズをする長谷川穂積 ◆報知新聞社後援 ワールドプレミアムボクシング ダブル世界戦 ▽WBC世界バンタム級 長谷川穂積─フェルナンド・モンティエル(30日、東京・日本武道館) 長谷川穂積が、ビッグマッチ路線で日本最多のV14まで突き進む。注目のダブル世界戦は30日ゴング。29日は都内で前日計量が行われ、4選手ともに一発パスした。長谷川にはすでに「パッキャオ2世」の軽量級スター、ノニト・ドネア(フィリピン)からラブコールが届いており、さらなる夢カードへ世紀の王者対決を踏み台にする。また、西岡利晃は日本人選手最多となる初防衛から4連続KOの快挙を狙う。

 これほど心配のない計量はいつ以来だろう。100グラムアンダーでパスすると、長谷川から手を差し出してモンティエルと握手した。「減量がうまくいきましたね」。リラックスした様子は周囲の注目度と反比例。「相手が強いから気楽です」と言ってのけた。

 3階級王者に勝つことは、ただのV11とは意味合いが違う。山下正人会長(47)は「強豪とやっていく第1章と思ってくれたら」と具志堅用高氏の持つV13超えまでのビッグマッチ路線を宣言した。王者対決を制すれば、世界中からオファーが届くのは必至だからだ。

 世界的評価の目安のひとつは、米国の老舗ボクシング専門誌リングが格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP=体重無差別ランキング)。国際マッチメーカーのジョー小泉氏は「勝てばベストテン入りもある」と日本人初の10傑入りを示唆。その長谷川に、PFP5位にランクされ、軽量級最強といわれるドネアからラブコールが届いている。

 WBA世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)暫定王者のドネアは、3年前に3団体スーパーフライ級王者の“怪物”ダルチニアン(オーストラリア)を5回KOで下し、一気に注目を集めた。ラスベガスではモンティエルを前座に従えてメーンを張り続けている。その「パッキャオ2世」は海外メディアに長谷川の勝利を予想した上で「対戦できるなら日本でも行く」と発言。これに長谷川は「下の(階級の)いい選手が上がってきたら面白い」と歓迎した。長谷川が世界の軽量級戦線の中心に立とうとしている。

 計量後の食事はいつものハンバーグではなくチキンとサケを選択。体への影響を考慮し、毎回6キロは増えるリバウンドを抑えるつもりだ。午前中には決戦の地である日本武道館で柔道全日本選手権を観戦し「明日は自分が盛り上げる。楽しみたい」と白い歯を見せた。バンタム級最高といわれる一戦で、長谷川がさらなるビッグドリームをつかむ。

パッキャオになるには海外へ行ってもらいたいが日本にビック・ネームがくれば世界の注目集まりますからね。日本のリングを本場のリングにすればいいかぁ~