新年レース | プロボクサー田之岡 条オフィシャルブログ「僕色リング」

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プロボクサーの田之岡 条です。生きることはトレーニング。テンション上げていきましょう!


どうもこんにちは。

452番。




タノジョーです。イカゲームの見過ぎだよ!



昨日は今年1発目の5,000mレースだった。会場について受付を済ますとすぐさま羊羹をぶち込んだ。あたたかいところで待機できたってのもあってさ、めちゃくちゃ眠くなっちゃって。カーボローディングが完全に裏目に出てたな。


レース直前。



寝起きかよ。この状態で人形焼をぶち込んで血糖値を上げて追い討ちをかける。スタートまで30分切ったからそろそろかなってアップを始めた瞬間に集合がかかった。和菓子食ってる場合じゃなかったよ。スタート地点でシャドーボクシングする不審なウォームアップ。というよりはもはや暖をとるのに近い。2025年最初のレースはそんな万全の態勢でスタートした(どこがだよ)




写真は帰り際に見た10,000mの。ここのマラソンは白バイが先導するんだよ。箱根駅伝みたいでテンション上がるよな。道も特に間違えようがねえ直線の田んぼ道なんだけど。こういうの粋だよ。





この日の作戦は「迷わずいけよ いけばわかるさ大作戦」その名の通り前半からしっかりペースを上げ、限界がきたらアドレナリンでなんとかペースを保ち続けるという浅はかな作戦だ。


案の定2キロ地点から失速。理由はわかっている。試合から1ヶ月で蓄えてしまった脂肪という名の重りだ。アドレナリンで乗り切るってのはラスト2キロが精一杯だろう。



ラストのおれを突き動かしたのはアドレナリンではなく声援。ある意味アドレナリンか。市民マラソンでも意外と沿道には応援してくれるひとがいるんだよ。会ったこともないおれに「がんばれ!」って声かけてくれるんだぜ。なんて素敵なひとたちなんだろうな。うれしいから全員に「っしゃ!」「押忍!」「VAMOS!」と必死で返したよ。VAMOSは言う余裕なかったけど。部活前の中学生たちの集団を通過するときは若干キツかった。10mくらい無呼吸だったから。それでも最後の1キロは3:35ペースに上げてフィニッシュした。試合のときも思うけど、応援ってほんとに力が湧くんだよ。限界のところから信じられない力が出るんだぜ。それを改めて感じられたんだからマラソン始めてマジでよかった。




フィニッシュ直前にガーミンをチェックし、自己ベスト確実と踏んでゴール。しかしわずかに1秒届かず。これは悔しい。しかし、確実に勝ったと思った試合がドローだった経験もある。試合終了まではどんなときも油断してはいけないのだ。そんな教訓を刻み込んだ今回のレース。明日からラン再開で今年もガンガン走る。身体しぼって自己ベスト叩き出すぞ!1,2,3,ダー!



てなワケで今週も、テンション上げていきましょう!