通常7人のディフェンダーが

それぞれの責任範囲を守る

ゾーンディフェンスのフィールドに、

最大5人のレシーバーを投入して攻略して

いくのが、

「ゾーンディフェンスの攻め方」

です。

 

「ディフェンダー7人 vs レシーバー5人」

単純に人数だけ見ればオフェンスは

勝てません。何か工夫が必要ですね。

 

今回は

「ゾーンをどう攻めるか」

について書いてみたいと思います。

 

 

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ゾーンディフェンスであれ、

マンツーマンディフェンスであれ、

 

QBはフィールド上のフリーのレシーバーを

探してパスを投げます。

 

オフェンシブコーディネーターは

「この体型から、レシーバーがこう動いたら

ディフェンダーはこう動くから、

ここにスペースが出来るはず、

このレシーバーがフリーになるはず」

と事前予想しながらプレーチャートを

書きます。

 

もしくは

「○○ルートを走るNo.1レシーバーを

フリーにするために、

No.2、No.3レシーバーをこのルートに

走らせてディフェンダーを引きつけよう」

とプレーチャートを書きます。

 

QBとしては、

このプレーチャートのコンセプトを理解し、

ディフェンスの動きを確認しながら

 

「フリーになるはずのレシーバー」

「フリーになったレシーバー」

をさがしてパスを投げます。

 

ちなみに、プレーチャートのことを

「コンセプトチャート」

と呼ぶこともあります。

僕はこっちの呼び方のほうが好きです。

 

単に、

「こう動く」

と動線を追うだけでなく、

 

フィールド上のプレーヤーがプレーの

コンセプト(基本概念)を理解し、

「こういう理由でこう動く」

がわかると、プレーの質が上がります。

 

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ゾーンディフェンス攻略においては

ディフェンダー7人それぞれが特定の

エリアを守るフィールドにレシーバーを

放ち、

 

「如何にフリーのレシーバーを作り出すか」

を考えればいいですね。

 

単純に考えれば、

「フィールドの隙間にレシーバーを送り込む」

ことができればいいわけで、

そのためには

「どう隙間を作るか」

を考えたらいいですね。

 

「ゾーンディフェンス攻略」

でよく言われるのが次の3つです。

 

1.数的優位を作る

2.シーム(隙間)を狙う

3.時間差を利用する

 

それぞれを説明してみたいと思います。

 

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1.数的優位を作る

 

「ディフェンダー7人 vs レシーバー5人」

ですから、単純に人数だけで考えてしまうと、

オフェンスに勝ち目がないことになりますが、

 

「ディフェンダー7人」

が、フィールド全体を守る人数であることを

考えると、ちょっと「光」が見えてきます。

 

前回のブログ

「QBのお仕事 ゾーンディフェンスって何ですか?」

で、

 

「パスプレーにおいて、守備側選手が

割り当てられた守備エリアに侵入してきた

攻撃選手をカバーする」

と説明しました。

 

ゾーンディフェンスの基本体型として紹介した

「Cover2」

は、ディフェンダー7人が

「アンダーゾーンに5人、

ディープゾーンに2人」

それぞれに守備エリアが

割り当てられています。

 

レシーバ5ー人をCover2ディフェンスに

侵入させると、人数的には、

 

アンダーゾーンでは

「ディフェンダー5人 vs レシーバー5人」

ディープゾーンでは

「ディフェンダー2人 vs レシーバー5人」

 

となり、

アンダーゾーンではイーブン、

ディープゾーンでは圧倒的にオフェンスの

「数的優位」

ですね。

 

レシーバー全員を真っ直ぐ走らせる

「Vertical(ヴァーティカル)」

「Fly(フライ)」

「Fade(フェイド)」

と呼ばれるルートがあります。

呼び方は違いますが、全部、

真っ直ぐ走るルートです。

 

QBがたまに

「All Verticals(全員真っ直ぐ)」

とコールするときがあります。

有名なのは

「4 Verticals(4人真っ直ぐ)」

ですね。

 

Cover2で2人で守っているディープゾーンに

4人入ってこられたら単純に2人、

Cover3で3人で守っているディープゾーンでは

単純に1人はフリーになり、

パスを通すことが出来ます。

 

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「All Verticals(全員真っ直ぐ)」は

「フィールドを広く見渡した時の数的優位」

ですが、

 

もっと単純に数的優位を作ろうと思ったら、

「ディフェンダー1人が守る守備エリアに

2人以上のレシーバーを侵入」

させればいいですね。

 

例えば、5分割のアンダーゾーン

(5アンダー)の外側

「フラットゾーン」

にレシーバーを二人走りこませると、

通常そのゾーンをカバーしている

コーナーバック(CB)はどちらの

レシーバーをカバーすべきか

対処に困りますね。

 

このとき、QBはドロップバックしながら

CBの動きを見て、どちらのレシーバーに

投げるか判断します。

 

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CBの動きに応じての投げわけが

わかりやすいコンビネーションパスとして

「Smash Concept」

がありますね。動画をひとつ紹介します。

 

「Bills Smash Concept vs Cover 2」

 

動画の冒頭で、

ディフェンダーがどのように広がって

「Cover2」

のゾーン体型を作るかが示されています。

 

開始11秒のところでレシーバー4人の

それぞれのルートが示されています。

 

左右二人ずつのレシーバーの

コンビネーションルートで、

 

「外側のレシーバーがゾーンの浅い位置」

「内側のレシーバーがゾーンの深い位置」

 

に入り込み、CBの上下の動きに応じて

投げ分ける

「CBキーのHi - Low Option」

です。

 

典型的なSmash Conceptは、

外側のレシーバーのフックと

内側のレシーバーのコーナールート

で、この動画で言えば、画面上側の

ワイドレシーバー(WR)とタイトエンド(TE)

のコンビネーションです。

 

CBがWRを警戒して手前に出ればTEにパス

CBがTEを警戒して奥に下がればWRにパス

が基本です。

 

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動画34秒のところで、

「離れたセイフティ二人を見ると

Cover2かな?」

とPre-snap Readしています。

 

動画42秒のところのドロップバック

2歩目くらいでのPost-snap Readで

Cover2が確定的です。

この時点でQBとしては、

右のフラットゾーンを守るCBが

「浅いか深いか」

を見ています。


CBが浅い位置を走るWRについて動いて

いますので、

CBの奥側に走りこむTEがあくことが

予想できます。

見事にそこにヒット!!

 

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実はこのプレー、

QBとしてはPre-snap Readの段階で、

CBの奥側にコーナールートで走りこむTEが

フリーになることがほぼわかっています。

 

また、その他のプレーヤーの動きも

非常によくデザインされたプレーです。

 

この体型は

「Cover2 Boundary Side Press」

で、Cover2の基本からの発展型です。

 

「Press」

はCBがほぼスクリメージライン上に位置

することでここからWRに圧をかけてきます。

ほぼ間違いなくWRにバンプしに(当たりに)来ます。

 

Pressすることで、

「ゾーン奥を守る」

のではなく、

WRをルートに出さないように圧をかけて、

「ゾーン奥に行かせない」

ようにします。

 

CBが後ろに下がらないことが

予想できてますから、

CBの裏側にTEが走りこめばパスを通せるのは

わかっているのですが、


QBとしてもうひとつ気になっているのが、

プレーサイドのカールゾーンを守る

「OLBの動き」

です。

このOLBの動き方によってはTEに投げる

「パスの質」

が変わります。

 

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プレーが始まると、

OLB#54はカールゾーンに下がりながら

自分のゾーンに侵入してくるTE#84を

気にしています。

もしこのOLBがQBの目線からパスを察知して

TEについていけば、QBとしては

自分とTEの間にOLBが入ることとなり、

パスを通しにくくなります。

 

上で

「パスの質」

と書きましたが、

QBとTEの間にOLBがいますので

ライナー性のボールは投げれません。

OLBの頭を超える山なりのボールで勝負です。


が、山なりのボールの発射角度もOLBとTEの

距離・位置関係によって変わりますし、

山なりボールの飛空時間によっては

CBやセイフティに追いつかれて

しまう可能性があります。

 

ここで気にしてほしいのはRB#25の

動きです。このプレーが

「非常によくデザインされている」

という所以がここにもあるのですが、

 

ルートに出たTEがOLBとすれ違うくらいの

タイミングでRB#25はBギャップを抜けて

「OLBの視界に入るように」

スクリメージラインを超えてきます。

 

このRBが気になったOLBは一瞬足止めを

くらい、結果TEはフリーになりますね。

 

もうひとつすごいなあと思うのは、

WRのルートです。

このWRのルートは浅いゾーンでのカール、

止まっているのが

 

「フラットゾーンとカールゾーンの間」

ですね。

 

このため、QBがパスを投げる段階で

このWR1人でCBとOLB2人を引き付けて

います。

パスを投げる直前RB#25につられたOLBが、

その次の瞬間にはこのWRに寄っていく動きが

見えます。

このOLB、相当おもちゃにされてますね!

OLBよりちょっと早く、CBはTEへのパスに

気づいたようですが、時すでに遅しです。

 

オフェンシブコーディネーターとしては

「ニヤリ」

と笑ってしまうプレーです。

 

このプレーはCBが守るゾーンに

「2人を侵入させる数的優位」

と同時に、

「OLBの動きを封じるための数的優位」

の両方がはいっている素晴らしいプレーです。

 

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2.シーム(隙間)を狙う

 

「シーム(Seam)」

は英語で

「継ぎ目・縫い目」

の意味ですね。

上で書いた「隙間」でもいいと思います。

 

担当する守備ゾーンを守るディフェンダーは

だいたい

「担当範囲の真ん中あたり」

に位置しています。

シームは自分が位置しているところから

一番遠いところにありますので、

カバーするのが大変です。

 

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もうひとつ、

シーム狙いでフリーのレシーバーを

作りやすい理由として、

 

「ゾーンとゾーンの間での、

レシーバーの受け渡しが曖昧になりやすい」

と言うものがあります。

 

レシーバーのルートを見て、

「自分のゾーンを走り抜けて隣のゾーンに

入るだろう」

と推測してレシーバーを追いかける脚が遅れる

可能性が高い場所が

「シーム(境界線)」

ですね。

 

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例えば、Cover2では

ディープゾーンの横幅53.3ヤードを

2人で守りますからひとり約27ヤード、

 

学生の試合フィールドであれば、

ハッシュマークのちょっと外側くらいに

位置します。かなり広範囲ですね。

 

このため、Cover2の弱点は

「フィールド中央と両サイドライン際」

となりますね。

 

3人のレシーバーに

「フィールド中央と両サイドライン際」

を走らせると、

「数的優位」

でも勝てますし、

「シーム狙い」

でも勝てますね。

 

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以前のブログで、

「MOF-O(モフ・オー)」

という言葉を紹介しました。

 

「Middle Of  Field Open」

の頭文字をとったものですが、

 

「(ディープゾーンの)フィールド中央が

開いている」

という意味です。

 

Cover2はまさに

「MOF-O」

の状態で、ハッシュマークの間に

ディフェンダーがいないため、

ディープゾーンの中央に走りこむ

ポスト系のパスルートに弱みがあります。

 

「横のシーム狙いの代表例」

としてよく紹介されますね。

 

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アンダーゾーンとディープゾーンの間の

「縦のシーム狙い」

もありますが、これは難易度が

ちょっと上がります。

 

アンダーゾーンを守るディフェンダーの

頭を超え、

ディープゾーンを守るディフェンダーの

手前にパスを投じる必要があります。

 

山なりのボールの軌道、飛球時間など

かなりの精度が求められますね。

 

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アンダーゾーンとディープゾーンの間の

「縦のシーム」

を広げるためにQBはいろいろ工夫します。

 

上で紹介した「All Verticals」をコールして、

ディープゾーンを守るディフェンダーの

「奥への警戒心」

をあおり、

 

別のプレーコールでは

WRへの「ショートフック」や

RBへの「フラット」で、

アンダーゾーンを守るディフェンダーの

「手前への警戒心」

をあおりながら

 

ディフェンダーの心理を揺さぶって

「縦のシームを広げる」

ことをよくやります。

 

実は

「シーム狙い」と「数的優位」

「表裏一体」

です。

 

数的優位を作るとき、

「ディフェンダー1人が守る守備エリアに

2人以上のレシーバーを侵入」

させればいいと書きましたが、

 

単に二人以上放り込めばいいというもの

ではなく、

「右端に1人、左端に1人」

「手前に1人、奥に1人」

など、

「数でゾーンの境界線(シーム)を狙う」

ことでディフェンスを翻弄します。

 

「数的優位」で紹介したSmash Conceptが

いい例ですね。

レシーバー2人でCBのゾーンの

「上下の境界線(シーム)」

を攻めています。

 

WRの動きでCBの

「手前への警戒心」

をあおって、アンダーゾーンと

ディープゾーンのシームを広げて、

そこにTEを走りこませます。

 

このプレーはディフェンダーの隙間を

縦に伸ばすと言う意味で、

「Vertical Stretch(垂直のストレッチ)」

と呼ばれています。

 

同時にこのプレイでのRBの

「浅いゾーンへの飛び出し」

はOLBを横向きにひきつける

「Horizontal Stretch(水平のストレッチ)」

の役割も果たしています。

 

浅いゾーンを横向きに動く

「イン・アウト・ポスト・

スラント・ルックイン」

などのパスルートは、

単にショートヤードを取りにいくルート

であるだけでなく、

「アンダーゾーンのディフェンダーを

操作する」

役割もあり、ロングパスの成功につながる

伏線でもありますね。

 

「手前・奥・中」

「奥・手前・中」

 

「右・左・真ん中」

「左・右・真ん中」

 

縦横に

「♪む~すんでひら~いて(結んで開いて)」

パスはこれの繰り返しです(笑)

 

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3.時間差を利用する

 

ディフェンダーがそれぞれの責任範囲を

守るのがゾーンディフェンスです。

 

「自分の持ち場を離れず、自分の責任範囲

(ゾーン)の守備を徹底する」

のが基本ですが、

 

自分のゾーンにレシーバーが入って

こなかったり、

 

自分のゾーンに入ってきたレシーバーが

隣のゾーンに走り抜けていったりして、

 

自分の責任ゾーンに対する脅威がなくなると、

「より脅威の高まったゾーンの手助け」

をしたくなるものです。

 

また、どんなゾーンディフェンス体型も必ず

 

「弱点=守りにくいエリア」

があり、ゾーンディフェンス中の

ディフェンダーは全員その弱点を意識

しながら

 

レシーバーのルート

自分のゾーン

自分の周辺のゾーン

 

のバランスを見ながら動きを考えます。

 

とくにディフェンダーにとって嫌なのは

タッチダウンにつながる恐れのある

「ロングパス」

ですね。

 

「奥への脅威」

には過敏になります。

QBとしてはここをつかない手はありません。

 

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例えば、上で紹介したCover2は

「ディープゾーンの

真ん中と両サイドライン際」

に弱点がありますが、

 

特にサイドライン際を狙うとき、

「時間差を利用する」

ことがよくあります。

 

Cover2ではディープゾーンを二人で

守るため、サイドラインまでの距離を

考えると

「セイフティが間に合わない可能性」

があり、そこをカバーする意識が高いのが

アンダーゾーン外側のフラットゾーンを守る

CBです。

 

FadeルートやCornerルートなど、

アンダーゾーンを走り抜けて

「奥への脅威=ロングゲインの脅威」

を与えるルートを走るレシーバーには

CBがついていく傾向が強いです。

 

こうなると、アンダーゾーンの外側

「フラットゾーン」

を守るディフェンダーがいなくなりますね。

 

ディフェンダーがいなくなったタイミングを

見計らってそのゾーンにレシーバーを

走りこませることをよくやります。

 

「NFL 101: Introducing the Basics of Cover 2」

の後半部分に

「Flat - 7」

というコンビネーションパスの説明があります。

 

インサイドレシーバーのFlatルート

アウトサイドレシーバーのCornerルート

からなるコンビネーションパスです。

 

レシーバーが走るルートに番号をつける

ことが多いのですが、

このチームはCornerルートに

「7番」

を割り振っていますので

「Flat - 7」

というネーミングになっています。

 

写真を見ると、

白丸で囲まれたセイフティ2人とCB2人の

位置からおそらく

「Cover2」

であることが推測できます。

 

白の点線で示されたのがCBの動きですが、

本来アンダーゾーン外側のフラットゾーンを

守るCBが、

「奥への脅威」

を警戒して、Cornerルートを走るアウトサイド

レシーバーを追いかけていくと、

誰もいなくなったフラットゾーンに

インサイドレシーバーが

フラットルートで走りこみます。

 

「奥への脅威」

というディフェンダーの心理を利用した

「時間差攻撃」

です。

 

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ちなみに、上で紹介したSmash Conceptの

動画のディフェンス体型は、Cover2の発展系で、

「Tampa 2」

という体型です。

MLBが通常のフックゾーンよりも

少し深いところに位置していますね。

 

Cover2の弱点である

「ディープゾーン真ん中のシーム」

を補強するためにMLBがちょっと下がって

います。


動画の42秒くらいのところを見ると

#91のMLBがQBに背中を向けて一生懸命

走って下がっている感じですね。

 

通常LBはQBから目を離さず

「バックペダル」

で下がるのですが、Tampa2のときのMLBの

移動距離が長いためにこうなります。

 

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上記で紹介した3つ

 

1.数的優位を作る

2.シーム(隙間)を狙う

3.時間差を利用する


に加えてもうひとつ、

 

4.オプションルートで攻める

 

と言う考え方があります。

 

「オプション」

の名前のとおり、ディフェンダーの動きに

応じてレシーバーが走るパスのルートを

選択(変更)する攻め方です。

 

例えば、Cover2とTamp2を併用する

ディフェンスの場合、MLBの動きに応じて

インサイドレシーバーにオプションルートを

取らせる手があります。

 

MLBがCover2でアンダーゾーンに

留まるのであればポスト、

MLBがTamp2でディープゾーンに

下がるのであればインやフック、

 

ディフェンダーの動きに応じて

「空いたスペースに走りこむ」

ので、レシーバーは常にフリーの状態ですね。

 

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ひとついい動画がありますので紹介します。

NFLのCleaveland Brownsが高校生向けに

練習方法を紹介するために発信している

動画です。

 

QBがディフェンダーをReadするいい練習と

して紹介されているのですが、

 

レシーバーのオプションルート練習と

しても最適です。

開始1分50秒くらいのところにあります。

 

「Keping Quarterback's Eyes on Downfield」

 

普段の練習に使えそうですね。


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ゾーンディフェンスはNFLでも多く採用

されていますし、高校・大学レベルでも

多くのチームがゾーンディフェンスを

多用していると思います。

 

いろいろなゾーンディフェンス体型で

フィールドに散らばっていく

ディフェンダーをかいくぐって

 

1.数的優位を作る

2.シーム(隙間)を狙う

3.時間差を利用する

4.オプションルートで攻める

 

を考えながら、

 

「如何にフリーのレシーバーを作り出すか」

が勝負です。

 

「力とスピードのスポーツ」

であるアメリカンフットボールのもうひとつの

楽しみである

「オフェンスとディフェンスの

作戦のかけひき」

が存分に楽しめる

 

「パスプレー vs ゾーンディフェンス」

僕は大好きで、見ていてもプレーしていても

わくわくしますね!!

間違いなくアメリカンフットボールの

醍醐味のひとつです。

 

今回は、この辺で。

ありがとうございました。

 

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毎月第2・第4火曜日

21:00~22:00!!

アメリカンフットボール応援ラジオ番組

「山口で、アメリカンフットボールを

盛り上げよう!!」

にレギュラー出演しています!!

 

こんなに面白いのに、

いまいちよく理解されていない

アメリカンフットボールを、面白おかしく、

「居酒屋のおっさんトーク」

的な感じで語る一時間!!

 

山口県山陽小野田市のコミュニティラジオ局

「FMさんさんキララ」

からお届けしています!!

インターネット放送で、日本中・世界中

どこからでも聴くことが出来ます!!

よろしくお願いいたします。

 

https://fmplapla.com/fmsunsunkirara/

 

このアドレスからアクセスできます!!

 

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祝! 動画再生一億回突破!!!

 

フェリーの上で英語を喋っている変な

おじさん役で出演させていただきました

動画がなんと

「再生回数一億回突破!!」

いたしました!!

 

関門PR動画「Come on! 関門」

 

映像業界の鬼才、江口カン監督作品です!!

最近では映画「ザ・ファブル」

「めんたいぴりり」

で有名ですね!

「スニッカーズ」のCMも!!

 

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ジョーイシカワ(Joe Ishikawa)

プロフィール

 

野球は左右投げ左右打ち。

高校時代は陸上部棒高跳び選手。

大学でアメリカンフットボールを始める。

以降QB、オフェンシブコーディネーターを担当。

社会人時代、会社のバスケットボール部

ではスモールフォワード。

カナダでも草フットボールをプレー。

 

カナダ生活15年を

世界的スキーリゾートのウィスラーで

スキーインストラクターとして過ごす。

カナダスキー教師協会 Level 3 国際資格取得

カナダスキー競技コーチ協会 Level 2取得

カナダスキー教師協会検定員

 

同時にフレンチレストランの厨房にて

シェフを勤める。

 

その傍ら、

「ハリウッド・ノース」と呼ばれる

カナダの都市バンクーバーで俳優活動開始。

 

帰国後、英語力・料理経験を生かし、

英語発音指導、料理指導、糖尿病食開発。

上級ヨガインストラクター資格取得

(タイ国公認資格)

(ルーシーダットン=タイ式ヨガ)

 

日本で俳優・タレント活動開始。

母校のアメリカンフットボール部のQBコーチ

 

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私が出演させて頂きしました

 

映画「形のない骨」

(2018年7月公開 by エレファントハウス)

 

のDVD、好評発売中&レンタル中です!

 

田中英二役で出ております。

(メインキャスト紹介欄参照)

 

映画 「形のない骨」

 

監督は

「CM界の『女性美の魔術師』」

と呼ばれている小島淳二氏。

 

ドリカムのMVなんかもやっている方です。

 

小島監督のその他の作品、

こちらのサイトからご覧いただけます。

 

http://www.teeveeg.com/

 

よろしくお願い致します!

 

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他にも、こんな作品に出ています。

 

NHK福岡制作

「福岡美人がゆく!」

主演の奈緒さんの上司役で出ています。

 予告編オープニングに奈緒さんと一緒に

出てます!

NHK福岡制作「福岡美人がゆく!」予告編

 

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「A kind person」

Adfest2018 アジア太平洋広告祭

新人監督賞 銅メダル受賞作品

 

これには

 

「自殺志願のサラリーマン」役で出てます!

 

これらもよろしくお願い致します。

 

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次回は、

 

「QBのお仕事 フェイク」

について書いてみたいと思います。

 

現役のころ、フェイクが得意でした。

フェイクがうまくいくと面白いようにディフェンスが

動いてくれて、

「そのプレーで本当にやりたいこと」

がよりやりやすくなります。

 

次回はそれについて書いてみたいと思います。