20ヤードのブレットパス(ライナー性のパス)は投げれるのに
「5ヤードのスクリーンパス※が届かない😖」
という経験、ないでしょうか?
僕はあります😁
※スクリーンパス --- 人の頭越しに投げる山なりの短めのパスです。
20ヤードのパスが投げれて5ヤードのパスが投げれないはずはないのですが実際にたった5ヤードをチョロってしまったことは何度もあります😖
距離にして四分の一ですのでそんなことはないはずなのに実際そうなる、ということは
「投げる距離や速度によってなにかが違ってる」
ということになると思います。
今回はその
「違っているなにか」
を突きとめながら、
QBのスローイング
「スローイング動作に一貫性を持たせる」
について書いてみたいと思います。
新歓もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか?
アメフトを初めてみる人であれば
「なんであんなふうに投げれるんだろう?」
「ボール投げてみたい!」
と思うはずなので、
そういった方々にも参考にしてもらえるように書いてみたいと思います!
特に、
「QBやりたい!!!」
と思っている1年生には読んでいただきたいです‼️
基本、QB選ぶときは
「ボール投げるの上手いやつ、だれ?」
なので😁
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結論から書くと、
投げる距離やボールの勢いに関係なくスローイング動作に一貫性を持たせるには
「しっかり伸びた腕の先でリリースする」
これを心がけることです‼️
いつも書いてますね😁
これが出来るように体を動かせばスローイングの大半の問題は解決できると思います👍
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冒頭で書いた
「20ヤードのブレットパスが投げれて5ヤードのスクリーンパスが投げれないはずはないのですが実際にミスしたことは何度もあります。」
についてちょっと書いてみたいと思います。
ある程度経験を積んでスローイングフォームを覚え、筋トレなどでパワーもついてきたQBであれば20ヤードのブレットパスを投げることはそれほど難しいことでないと思います。
20ヤードは難しくても15ヤードくらいであればなんとかイケると思います。
半身の姿勢から勢いよく体を回して勢いよく腕を振る感じにすればだいたい投げれますよね!
上級生QBになるとその球の威圧感だけで下級生に違いを見せつける感じにしたりもしますね😁
慣れるとブレットパスを投げるのはそんなに難しくないです。力任せに体を動かせばほとんどオートマティックに出来ることです。
静かにゆっくり動いてブレットパスを投げるQBはあまりいないと思います。やはり腕をぶん回す感じは必要ですね。
ブレットパスは「勢いよく投げる」が決め手です!
この対極にあるのが5ヤードのスクリーンパスです。
軽い山なりのボールをふわっと投げる感じです。たかが5ヤードですから腕をぶん回す必要はないです。ふんわり投げますので腕の振りは比較的ゆっくり目だと思います。極端な話指先のスナップだけでも投げれそうな距離です。
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こう書くと、
「腕の振りが早いか遅いかの違い」
のような気がしますね。
まあ実際それはあると思います。
ただ、バシッと決まるブレットパスと同じ要領で投げながら勢い・腕の振りだけを遅くするのであれば5ヤードのスクリーンパスをミスることはないはずなんですよね。
でも届かないんですよ、5ヤードが😖
なんででしょうね?
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【勢いがもたらす効果】
QB1年生としてアメフトボールを投げ始めたころに
「勢いをつけたほうが投げやすいなぁ」
と感じたことはないですか?
キャッチボールの始めに緩く投げてるときはスパイラルが決まらなくても、少し勢いを上げるといい球が投げれたりしますよね!
僕はそうでしたし、動画を見ていてもこのようなコメントはよく聞きます。多くの人がそう感じているんだと思います。
しばらくたってスローイングに慣れてきたつもりになっていても動作の勢いを落とすとボールが綺麗に飛ばなくなることがあります。
なぜなんでしょう?
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【勢いを落とすことから来るリリースの問題点】
ボールの軸が安定しないこと以外に、
勢いを落とすと上手く投げれなくなる最大の理由は
「リリースの仕組みがいろいろと変わるから」
という理由が考えられます。
仕組みがいろいろと変わる.........?🤔
ゆっくり投げることで変わるリリースの問題について3つ思いつきます。
1.リリースが最速でなくなる
2.リリース位置が下る
3.リリース位置が前後する
まずはそれらについて書き、どうすれば解決出来るかを書いてみたいと思います。
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【1.リリースが最速でなくなる】
数ある問題の中で1番大きな問題は
「リリースが最速でなくなるから」
だと思います。
単純に考えてもゆっくり投げますのでリリースもゆっくりになります。
が、投げる動作の勢いがゆっくりになった結果リリースがゆっくりになるのは当然のことなのでこれだけでは問題にはなりません.........
何が問題なのかと言うと、
「リリースに向かって減速していく」
のが問題なんです。
ボールを投げ出そうとする場合、
「リリースの瞬間に最大の力がかかっていること」
が大切になります。
テイクバックから動き出してボールを加速し
「リリースで最速」
になっていなければなりません。
腕の振りが速かろうと遅かろうと、
「リリースで最速」
になっていなければなりません。
下の写真で言うと緑の矢印⇒の時に指先の動きが最速であればリリースの瞬間にボールに最大の力をかけることが出来ます。
が、軽くふわっと投げようとするときは1番肝心な緑の矢印のところで意図的に勢いを落としたりしますよね。
勢いを落とすということは
「リリース(緑の矢印)で減速する」
ということです。
ふわっと優しく投げようとするとテイクバックからの動き出し(赤い矢印)のとき最も速く動きリリースに向かって減速している投げ方になることが多いです。
ふわっと投げようと思うと
「リリースのやさしさ・柔らかさ」
が必要になりますがそれをリリースのスピードを落とすことで達成しようとしてこの問題が起こります。
リリースで減速するいうことはリリース時点で指よりもボールのほうが早く進んでいる状態になってしまい、指とボールの密着感が薄れていきます。
つまり
「スッポ抜けのリリース」
になっている、ということです。
リリースの時点でボールと指の圧が弱くなっていてはそこから押し出すことも出来ませんし、スパイラルをかけることも出来ません。
ここは大きな問題ですね。
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【2.リリース位置が下る】
ふわっと軽く投げようとして肘から先または手首だけで投げようとしたときにリリース位置が下がるという問題が起こります。
ボールは物理的には人差し指が描く弧から飛び出す線上(タンジェント)の方向に飛んでいきます。下の図で言えば緑の矢印の方向にボールが飛び出していきます。
通常はその飛び出し方向に向かって人差し指でボールを押し出すようにして投げます。
トム・ブレイディは
「レシーバーの鼻を触りにいくように」
と言ってましたがそんな感じです。
以前QB道場の新生剛士さんとIBMのQB政本選手がスローイングについて話している動画の中で
「人差し指をカーテンレールに沿わせて走らせる感じ」
と言っていましたが、そんな感じでボールを押し出しますね。
肘を支点にして伸ばした腕の先の人差し指は弧を描きながら下に降りていき位置的には上の図の赤い矢印の辺りでリリースすることになります。これでは思ったようにボールをコントロールできないです。
カーテンレールから外れてしまうということです。
人差し指がボールの下を抜けていきますのでリリース時点で指がボールを押している圧が少なくなる、つまりこれも
「スッポ抜けのリリース」
になっている、ということです。
スパイラルをかけようとしてもボールはすでに指から離れているのでスコンと抜けるような感じがあるのはそのせいです。
ここも大きな問題ですね。
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【3.リリース位置が前後する】
テイクバックから腕を振る距離を短くして勢いを弱めることで軽くふわっと投げようとすることもあると思います。
下の図で言うと黄色い矢印のところが本来のリリース位置ですが、
赤や緑の矢印のように本来のリリース位置よりも手前でリリースすることでボールの勢いをコントロールしてふわっと軽く投げようとします。
腕の振りを途中で止めるというか、ボールが頭の横を通過したくらいでボールを投げ出そうとすることはあると思います。
通常このやり方でリリースするとボールはスッポ抜けていく感じが強くなります。
また、手や指先の角度がいつもと違いますのでスパイラルをかけるのも難しくなると思います。
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【問題を解決するには?】
リリースの問題点を3点挙げましたが解決の突破口は
「リリース位置を変えないこと」
が1番だと思います。
僕が書いたどのブログを読んでいただいても書いていますが、僕はスローイングにおいて
「しっかり伸びた腕の先でリリースすること」
を非常に大切に考えています。
どんな距離を投げるときも、
どんな体勢で投げるときも、
どんな勢いで投げるときも、
「しっかり伸びた腕の先でリリースすること」
を意識しているとある程度コントロールよく投げることができます。
最近よく紹介する動画
「A Search For The Perfect Spiral」
のなかでジョッシュ・アレンが
「体の前の方に黄色いスポットがあって、
どんなときでもそこでリリースするように心がけている」
と言っていました。

ジョッシュ・アレンはNFL入りしたシーズンは成功率50%程度でしたが、
「ここ(黄色いスポット)でリリースする!」
と意識を変えてから70%近くまで上昇しました。これは真似するべきと思います。
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肩甲骨から指の先までいくつもの骨と関節が繋がっていますが、
腕のすべての関節を骨格に忠実に伸ばすと必ず
「ある特定の決まった角度」
になります。
つまり、手で握っているボールの軸が
「ある特定の決まった方向を向く」
ということです。
ボールの軸が常に決まった方向を向くのであればボールの軸がターゲットに向くように体を使ってあげて、あとはボールを押し出してあげるだけでよくなりますね!
どんな距離・どんな姿勢・どんな勢いで投げてもこの角度が常に一定であればスパイラルよくコントロールよくボールを投げることも出来ます。
上のジョッシュ・アレンの写真を見ても腕がしっかり伸びていますね。
また、腕をしっかり伸ばしながらリリースすると手首のスナップが勝手に起こり自然と
「リリースで最速」
になります。
腕を伸ばしながら指先の速度を落とすほうが難しいです😁
「しっかり伸びた腕の先でリリースすること」
ここを意識すればだいたいいい球投げれると思います‼️
動画
「A Search For The Perfect Spiral」
はQBのスローイングバイブル的な動画として最近よく引用しています。
このブログの終わりにリンクを貼っておきますね。
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【スローイングの何を変えるか?】
腕をしっかり伸ばして常に決まった特定の位置でリリースするとして、
このフォームでボールの飛距離や勢いを変えようと思ったら
1.テイクバックの大きさを変える
2.体軸回転の勢い(速さ)を変える
の2つの方法をとることになりますね。
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【1.テイクバックの大きさを変える】
しっかり伸びた腕の先でリリースすることは決まっていますので、
「テイクバックの大きさを変えること」
でボールの勢いを変えます。

上の写真のように、
短いパスのときは緑のテイクバック位置
ミドルパスのときは赤のテイクバック位置
長いパスのときはピンクのテイクバック位置
にしてあげると投げる距離に応じて勢いを比較的簡単に変えることが出来るようになります。
短いパスではテイクバックがコンパクトですのでよりクイックに投げ出せる利点もありますね!
ロングパスではより大きなテイクバックから大きく勢いをつけて投げ出すことができます。
あとは決まったリリース位置に向かって腕を動かすだけです‼️
そう言えば以前読んだ記事でトム・ブレイディが
「顔のすぐ横で小さなJの文字を描く感じ」
と言っていましたが、
たしかに手に持ったボールは胸からテイクバックして投げ出すまでにJの文字を描くような動きになりますね。
必要最小限の動作を好むトム・ブレイディは
「小さなJ」
のイメージが強いのだと思います。
フィールド上や動画で多くのQBを見てきましたがどんな距離・どんな勢いの球を投げるにも
「テイクバックの大きさが変わらないフォーム」
で投げるQBは思ったより多いです。
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【2.体軸回転の勢いを変える】
このやり方はリリース位置を変えないだけでなく
「テイクバック位置も変えないスローイング」
が前提になります。
常に同じ大きさのテイクバック・同じリリース位置で同じフォームで投げる、ということです。
自分が一番気持ちよくテイクバックできて、
自分が一番気持ちよくリリースできる位置で、
特になにも考えず
「気持ちよく投げるときのフォーム」
です。
なにも考えず気持ちよく投げれると言ったら15ヤードから20ヤードくらいを軽く投げるときのフォームが一番近いかなと思います。
どんなパスも常に同じ大きさのテイクバック・同じリリース位置で同じフォームで投げるので
変えられるところは
「体軸回転の勢い」
ということになりますね。
これで腕の振りに変化をつけます。
同じ動作を早く行うことでボールのスピードを上げていきます。
参考に出来る動画がありましたので共有します。NFLではないですがプロ契約した韓国人QBです!
「Pro QB vs non football player」
テイクバックの大きさをほとんど変えることなく、勢いを20% 40% 60% 80% 100%と変えながら投げ分けてますね。いい球投げてます‼️
後半のテイクバックは若干大きくなってるようにも思いますが、いいスローイングですね!
逆に、
同じ動作をゆっくり行えばボールのスピードを落とすことができますね。
スローイングフォームを変えずにを勢いを変えるスローイングではちょっと遊びを入れて、
20% 100% 60% 40% 80% みたいな感じで投げ分けてみるのも面白いと思います。
簡単にすぐ真似できそうに見えますが、
これはけっこう上級テクニックだと思います。
出来るようになると実戦ですごい武器になりますね‼️
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投げる距離やボールの勢いを問わず
「スローイングに一貫性を持たせる」
とは
「常にある特定の位置でリリースする」
を意識することが一番いいと思います。
ロングボールを投げるときも
ショートパスを投げるときも
ブレットパスを投げるときも
スクリーンパスを投げるときも
あのジョッシュ・アレンの写真のように
「自分なりの架空のリリースポイント」
を意識して常にそこでリリースできるようにすると思い通りにボールをコントロールしやすくなると思います。試してみてください!
今回はこのへんで。
ありがとうございました。
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次回は
QBのスローイング
「腕は振るのではなく、振り回される‼️」
について書いてみたいと思います。
「腕をしっかり振って!」
とアドバイスされることもありますが、
「腕投げはよくない!」
とよく言われますよね。
腕の使い方がよくわからなくなります。
手で持ったボールを投げようと思うとどうしても腕を振って投げたくなりますよね。
ただ、腕投げではコントロールが定まりにくかったり意外とボールがレシーバーの手前で失速したりすることもよくあります。
また、肩や肘の痛みを産み出す原因になったりもします。
どうすれば腕投げを解消することが出来るのでしょうか?
そのへんについて書いてみたいと思います。
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QBのスローイングバイブル的動画として最近よく引用している動画
「A Search For The Perfect Spiral」
を添付いたします。
ジョッシュアレンのところ参考になりますよ!
「A Search For The Perfect Spiral Josh Allen」









