観察眼 (角川oneテーマ21)/遠藤 保仁
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週末に読んだ本。

内容としては、遠藤選手と今野選手についての
 ・試合中に考えていること、見ているもの
 ・クラブ、代表、サッカーをとりまく環境をどう見ているのか
 ・その中で何を考え、どういう行動をとっているのか
といった話。サッカー興味ない人にはあまり、、、だと思います。
話の内容サッカーばっかりだし。なので、逆は言うまでもない感じです。
(個人的には、本の中盤の対談の所よりも最初と最後のそれぞれの話の方が面白いし、
そこだけ読めばいいんじゃないかと思ってしまった)


印象的だった箇所をあげると

● 毎年オファーを貰える選手でありたい(P.95)
● 小さな成功体験を無意識に身体にしみ込ませれば、いろんなものが見えてくるし、「観察眼」が養われてくるんだと思っている。(P.147)
あたり。
2つ目の「小さい成功体験」については、「無意識」って書かれてるけど、意識して
成功体験として認識することで、成功体験に結びつけられる可能性を高めたり、
成功への嗅覚を養っていくという話だと思う。(それが流れを読む事なんだと思う)


サッカーの話が主ですが、自己研磨、外部環境へのチャレンジ、みたいな話は、
職を置き換えてみても通じる話があるのかなと思いました。
(割りと強引に解釈をして「似てるな」「一緒かもな」という感じですが。)