私は彼を、愛して止まない。


2006UEFAチャンピオンズリーグ決勝。
2年前のCL決勝とまったく同じカード。



・・・・・・・そりゃ熱くなっちゃうでしょ!!!
もう赤と黒の血が流れてるでしょ、ミラニスタには。

前半が鍵だなーと思って見ていた。
お家芸のためには前半リードは絶対条件だと思ったから。

でも、点がとれない。
セードルフが失う。マルディーニがミスを・・・。
前半途中からなかなかカカにもボールがわたらなくなった。

ミスから危ういシーンを何度も見る。
このチームはミドルレンジも十二分に怖い。
リーセ、ジェラード、シャビ・アロンソと、やっぱ打ってくる。

あー、まずいな・・・と思った前半終了間際、カカにいい位置で
ボールがわたる。



倒された!!!



絶好の位置からFK。
もちろんピルロがボールの後ろに立つ。















ゴールネットが揺れた。


















一番先にガッツポーズしたのは赤い9番だった。










リプレイで見ないとよくわからんw

が、まさに「入っちゃった」ゴール。
彼でこそ、彼らしさMAXのゴールだった。


喜び爆発。
あの表情がたまらない。
飢えから開放された瞬間の表情。


でも、僕はかれの好きな顔がもう2つある。

ひとつは、オフサイドをとられたときの「え?」みたいな顔。
明らかなのにwってときもあれば、うぉー!!ってときもあるけれど。


それから、2002年の決勝でダイビングヘッドをブッフォンに
阻まれたときの、ショックな顔。
あのヘディングとめられたら、そりゃショックだわwと、
テレビの前で同じ顔をした自分に気がついたこともあった。








そして、前半が、
終わった。