いっしょにワンワンロケテ！

じゃじゃーーん！・・・この出だし、久しぶりだな。＾＾；；；

マリン☆マリンに続くセガの幼児向けACGの第2弾？「いっしょにワンワン」のロケテカード17種コンプです！

例によって例のごとく、いつもお世話になりっぱなしの稀代のロケテコレクターM様に頂いてしまいました。

葛西と川崎で各1週間ずつロケテが行われていたそうです。幼児用の遊具に乗ると貰えるカードと聞いて、ふふんと鼻で笑って足を運んでみようとも思わなかったので（爆）、またまた今回もM様からの完全ウケウリレポートです。最近のロケテはほとんどこればっかだなあ。＾＾；；；；

まずはこのゲーム？遊具？の紹介からいきましょう。

一言で言えば、デパートの屋上のミニ遊園地に置いてあるアレですよ、アレ。ほら、100円入れると上下とか左右に1～3分ぐらいグワングワンと動くやつ。

最近はただ動くだけでは乗ってくれる人がいないからか、飴玉が出てきたりガシャポンが出てきたりしてお土産付きってのが多いみたいですが、バーコードカード付きってのは間違いなくこれが初めてでしょう。

で、遊び方ですが、100円入れるとこのカードが1枚排出されて、これをスキャンすると正面の画面上にそのカードの犬が登場します。クルマが動いている間、画面をタッチして撫でると犬が喜びます。・・・・・以上っ！（爆）

おいおいおい、これだけ立派なバーコードが付いていて、たったそれだけなの？そうだとしたらこんな本格的バーコードじゃなくって、2桁ぐらいの識別コードだけでも十分のような気がしますが。＾＾；；；；

確かにゲームセンター等に設置されるのでアーケード機ですし、カード排出があってスキャンもするのだから組み合わせればアーケードカードゲームということになるのですが、もうこれはムシキングやデータカードダスとは全く別物と考えた方が良さそうです。

続いてカードの方ですが、この遊び方にしてこのカード・・・・・と思いきや、むむむむ、こいつはかなり丁寧な作りじゃなりませんか！

子供だましなカードだと思って、よく見もせずにバカにしていたのですが、どうしてどうして！あのセガだけあって、写実的で綺麗なイラスト！紙もしっかりしているし、裏側の情報も充実。このカードだけ見ていると、とてもこんな遊具から出てくるカードとは思えません！

カードの種類は全17種。裏側にはロケーションテスト用である旨の記載があります。パンフレットには002・004・010が今回のロケテでは欠番と明記してありますので、恐らく製品版ではここにキラカードが入ってくるのではないでしょうか？その3種も含めると全20種ということになりそうです。

マリン☆マリンの時といい、セガはゲームの種類に関わらずカードのクオリティには凄く拘ってしまうので、ついつい遊び方とはおよそ不釣り合いな立派なカードをつけてしまうのでしょう。

さて、果たしてこの遊具、流行るのでしょうか？

マリン☆マリンはあのロケテの後、とんと消息を聞きませんのでもしかするとお蔵入りしてしまったのかもしれませんが、この「いっしょにワンワン」は既に公式HPまでオープンしていて、セガとしてもやる気満々みたいです。

最初に話を聞いた時は、こりゃだめだ！と思ったのですが、よーく考えてみたらこのゲームのライバルはムシキングでもラブべりでもたまカップでもなくて、ゲーセンやデパートの屋上で一緒に並ぶであろう動く遊具なのですね。何台も同じような遊具がある中で、乗りたいーーーっ！とせがまれたママやおじいちゃんにしてみれば、どれでも良いんだけど、どうせなら何かお土産が出てくる方がいいじゃないと当然考えますよね？そして、そのお土産がその場で食べてオシマイの飴玉ではなくて、綺麗なイラストの大人も集めたくなるようなカードだったら尚良しと思いますよね？

お兄ちゃんやお姉ちゃんがACGで遊んでいるのを羨ましがるけれど自分ではスキャンぐらいしか出来ない3歳ぐらいまでの幼児が対象ということであれば、他のACGのターゲットと殆ど被らないでしょうから、全くライバルのいない新たな領域ってことになるのかもしれません。

ACG分野で常にフロンティアを切り開いてきたセガのことですから、その手付かずの領域に新たなマーケットを見出しているということなのではないでしょうか？そして、この遊具で連コ癖＆スキャン癖をつけた幼児がもうちょっと大きくなったところですかさずムシや恐竜、ラブべりに引き摺りこんでいくという「揺り籠から墓場まで作戦」（爆）の端緒なのかもしれません。

え？そこまでオーバーなこと考えちゃいないよって？

ちょっと深読みし過ぎかなあ？いずれにしても公式HPまで開設してるってことは稼動も間近ってことでしょうから、セガのお手並みをじっくりと拝見させていただくことにしましょう。