土曜。
痴呆の父母に付き添われて病院の待合。メチャクチャな両親の振る舞いに困り果てる、という悪夢。起きて、自らの入院時のせん妄による生き恥の記憶、老後認知症になり、姪に迷惑をかけるくらいなら死んだほうがマシだなどと考え、ワイパックス。二度寝が出来て、昼過ぎに目覚めると少しすっかりした心持ち。
駅前で野菜タンメン。電車に乗り今読んでいるミステリーの舞台である湾岸エリアに向かってみる。
ゆりかもめには随分前に乗ったはずなのだが、恐らくメンタル的に相当コンディションが悪い時であったのではないかと思われ、あまり記憶がない。狭くて圧迫感があり、パニックの不安に恐怖した記憶がうっすらと残っていて、それ以来距離をおいていたのかも。風景のことなどまるで記憶にないのは、普通に目を開けて時間を過ごせなかったのかもしれない。
改めて片道乗車体験の感想。不安はまるで感じず。
風景は、林立する高層ビルが圧巻ではあるのだが、アニメの近未来を真似て作ったような現実感の無さが好きになれない。圧倒的な建築物のボリュームに対して人が溢れる活気がみられないのも、実に不気味だ。ゆりかもめは無意味な軌道で走り、速度も遅く移動手段として効率の美学もない。凄いコストをかけて不気味な空間を作り出してしまったものだ。