私はラブ・リーガル シーズン4
ことわるまでもなく、TVドラマ・マニアの私。映画を見てもつまんないと思うことも多くなってきて、もうTVの方がおもしろいかな…などとレアな思想を持っています。そんな私でも、やっぱり映画にはかなわいないこともあると実感したのが、この『Terra Nova』でした。『Lost』ミーツ『ジュラシックパーク』ってね?
あらすじ:2149年の地球。帰宅した刑事ジム・シャノン(ジェイソン・オマラ)の口には空気浄化のためのマスク、そして手にはオレンジを持っています。3人の子どもたちはおおはしゃぎ、妻でお医者さんのエリザベスは、最後にこんな果物を見たのはいつだったかしらと言います。未来の地球は環境が汚染され、人類が住むには限界のところまできていたのです。
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だんらんもつかの間、国家の手入れが入りました。未来では、子どもは2人までと決められていたのです。手入れ団をぶん殴ったジムは2年間刑務所に入れられていました。そこにエリザベスがやってきて、「テラノヴァに誘われた」と言います。テラノヴァとは、8500万年前の地球に時空移動して、人類のやり直しを図るプロジェクトでした。エリザベスは医師団として白羽の矢が立ったのです。しかし、またもや末っ子のゾーイは連れて行けないと言われています。そこでエリザベスは、獄中の夫に「なんとかして」とそそのかすのです。
もちろんジムは脱獄し、時空移動も突破した一家。やってきた8500万年前の地球、テラノヴァ村?のリーダーは、テイラー(スティーブン・ラング、『アヴァター』の悪役の人)。テイラーは7年前に初めて時空移動してきた人で、以降サヴァイバルしながらテラノヴァを築いてきました。今は軍隊のような組織を作り上げています。テレノヴァは軍事国家だったんです。
シャノン一家は10番目の入植団ですが、これまでもたくんさんの人々がテラノヴァにやってきており、恐竜から守るため、周囲は柵で厳重に囲まれています。そしてエリザベスは医師として勤務、ジムもある一件をきっかけに、テレノヴァ初の刑事に任命されました…。
パイロット版は2時間でした。私は3話まで見たけれど、パイロット版の後半は一番ひどかった、前半が素晴らしい緊張感なのでその差もあります。ずいぶんな評判なのは、この後半のせいじゃないでしょうか。なんで、これから見る日本の方は、たぶん期待をもって『Terra Nova』を見るでしょうけど、それでがっかりするかもしれませんけど、2話目から持ち返す、というか慣れてくるのでご安心ください。
たぶんパイロット版は映画でやることをTVの画面と尺に収めちゃったことが問題と思うんです。パイロット版だから、張り切って、恐竜との戦いみたいなのがドンパチ出てきます。だけど、これがいくら一話あたり400万ドルかけたって、しょせんTVドラマ。『ジュラシックパーク』とは迫力が違う。こんなことするから、ああー、期待したのにイマイチだったなという感想に終わってしまっちゃったんじゃないでしょうか。
2話目以降については相変わらず設定は無茶ですが、TVドラマとして私は十分楽しめたし、説得力もあります。ただし、番組テーマが壮大だけに、ひと騒動もデカイですよ。この難問題を42分で解決するのか?とびっくりしてしまいますが、そこは通常のTVドラマの作り、一話完結なのだから仕方ない。やっぱり慣れてきたんですね、決して『Lost』ミーツ『ジュラシックパーク』ではないと。
個人的には未来の宇宙人やロボットの話より、古代の方が好きです。ロマンを感じるし、なんとなく分かりやすい。それとビジュアル的にも毎話、恐竜が出てきて大暴れというのは、結構な演出じゃないでしょうか。
希望としては、というかそうじゃないといけないんでしょうけど、今の環境保護時代へのヒントとなるような話も作ってほしいです。人類のやり直しのために時空移動してきたのだから、過去への反省となる部分も見せてほしいのです。3話までみた限りでは、古代の自然を壊しに来たとしか思えない。そんなマジメな見方をしてはいけないのでしょうか? 番組が長く続けば続くほど、より長く視聴者を啓もうできる。それこそ、映画よりTVが優れている部分だと思います。