おはようございます^^;


患者と役人。
中村は身体の使い方や声を変え、
柳生の二つの顔を鮮やかに演じ分けている。
ただし、まったくの別人に変身したわけではない。
患者だった頃から見せていた冷静な観察眼は、役人としての姿にもシームレスに引き継がれている。
立場が明かされたことで、それまでの振る舞いの意味まで違って見えてくるのだ。
第113話では、悪質な派出看護婦会の取り締まりを求め、
りんと直美が柳生のもとを訪ねる。
命の恩人とも言える2人を前に、
柳生は「光栄だな」と微笑んだ。
派出看護婦会の悪い噂が広まっていることは、柳生も把握していた。
ただ、「何事も初めのうちは玉石混交になるのは当然のことだ」と、慌てて排除に動こうとはしない。
派出看護という新たな仕事が社会に広がっていく過程を、
少し離れたところから見渡しているようだった。
それでも、りんが「誰にでも担える仕事じゃない。
適切な看護を学ばなければ、患者さんの命に関わります」と食い下がると、
その訴えを退けることはなかった。
2人から何か手を打ってほしいと求められ、
「分かった。まずはその実態を調査することを検討しよう」と応じる。
冷静さを崩すことなく、現場で働く2人の声を受け止める姿に、役人としての懐の深さが見えた。
(゚∀゚)

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今日の花:レンゲショウマ(キンポウゲ科)
花言葉:伝統美


