どうもBOWです。
先日久しぶりにALL JAコンテストに参加したわけですが,そこで感じたことを少し。
電信波の周波数帯幅は500Hzですから,ふだんのCW帯をワッチしていると,
基本的に500Hz毎に運用局が電波を出しています(ex:3.510,3510.5,3511…といった具合)。
もちろん,バンドプランに則っている限りどこの周波数で運用しようが自由なので,
3510.2KHzとかで運用しても構わないんですが,先述のように500Hzごとに並んで運用している局に混信を与えることになるので,
"おいおい...空気読めやヾ(゚Д゚ )"という状況になります。
しかし。
コンテストでは"500Hzごと"に行儀良く並ぼうと思っても入る隙間がありません。
コンテスト中は参加局のほとんどが最低でもフィルターで300Hz程度に帯域を絞って運用しておられると思います。
結果,約300Hzごとに運用局が並ぶことになるという(ex:3510,3510.3±,3510.7±,3511といった具合)。
この状況でランニングをしてパイルアップになった場合,呼んでくる局のCWトーンのピッチ幅が広くなるわけですよ。
300Hz~800Hzくらいの幅かと思います。
記念局等を運用していてパイルアップになった場合,ほぼ皆さんがゼロインして呼んで来られるので,
同じようなピッチでトロトロに溶けた信号になります。
それでもバッサバッサとパイルをさばいていくオペの方も普通にいらっしゃいますが,私は無理(´・ω・`)。
で,ようやくALL JAコンテストの話になるんですが,コンテストでランニングしていて異なるピッチで呼ばれた場合,
同じようなピッチで呼ばれたら数文字しかコピーできなかったのが,ワーッと呼ばれていても低いピッチのコールは一発コピーできたんですよ。自分の耳の好みなのかなと思ったり。
ある程度の信号強度で一斉に呼ばれた場合,自分の耳は低いピッチの方が了解度が高いということを感じました。
逆に考えればS&Pの時に効率よくピックアップしてもらうため,オペがどのあたりのピッチの局を拾っているか傾向を把握するのも大事なのかなとも思いました。
…とここまで書いてなんなのですが,ノイズレベルすれすれの非常に弱い信号の場合,
私自身は逆に高いピッチの方が了解度が高いです。なのでランニング中はRITツマミ操作が欠かせません。
CWピッチの違いによる了解度は一人一人違うと思うので,それぞれ好みがあると思います。
皆さんはどうでしょうか。
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