どうも。BOWです。
少し前にオークションでスネアを入手しました。
ヤマハのオーク製スネア〝Live Custom〟の中古です。自宅スタジオにセッティングしたところ。中古ですがほぼ新品同様です。
シェルの色はアンバーシャドーサンバーストで,非常に美しいフェードになっています。ちなみにフープやラグといった金物類は,通常はシルバーのクロームメッキ仕上げが多いんですが,ダークシルバーフィニッシュと呼ばれる仕上げになっていて,ガンメタっぽい色で,全体が引き締まって見えます。ちなみにシェル内面はレコーディングカスタムっぽいブラック塗装仕上げ。ルックスはバッチリ。
ヤマハの通常のシェルは,材料となる木材を1㎜厚の薄板にして接着剤で6枚貼り合わせて6㎜厚の合板に仕上げているんですが,このモデルはちょっと厚めの1.2㎜厚のオーク板を6枚貼り合わせており,若干厚めのシェルになっています。そのせいかわかりませんが,よく締まった歯切れの良い音がします。リムショット時のボリュームもたっぷり。
一応,ローピッチからハイピッチまでいろいろチューニングを変えて試してみましたが,ローでもハイでもどちらでもいけそうです。ハイピッチでリムショットをした時の倍音もうるさくない。
今,ヘッドが純正のYAMAHA-REMOのコーテッドアンバサダーが張ってあるようなので,これをエンペラーに変えたらさらに締まった音になりそうです。
オークは「ナラ」の木の仲間で,重厚で強靭な性質があることから家具や床材などに使われます。ドラムの世界ではスティック(いわゆるバチですね)に昔から使われている木です。スティックに使われる木はヒッコリー,メイプル,オークが主なものですが,同じサイズのスティックでも樹種が違えば重量や叩いた時のフィーリングが全く違います。オークは重くて硬いし,メイプルは軽くて硬い(ただし折れるときは潔く真っ二つに折れます)。ヒッコリーの重さは両者の中間ですが,適度な粘りがある材で演奏していて手によく馴染むし,リムショットで少々ささくれても折れにくいので,私はヒッコリーばかり使っています。
これをドラムのシェルに使っていたのはおそらくヤマハくらいではないでしょうか(違っていたら申し訳ありません)。ヤマハはかつて結構チャレンジャーなシェルづくりをしていて,竹製のドラムもつくっていたことがあります(現在廃番…そういえば,竹製のアコギも作っていたような…)。オークシェルもヤマハ独自のシェルで,私の友人もオークシェルのセットの音を気に入って愛用していたんですがこれも廃番になったような…。
今回ポチったスネアも販売中止品です。オークはロック向けのイメージがあるので作り続けてほしかったんですが…。
そんなわけで新品はもう購入できないモデルなので,大事に使っていきたいと思います。
