久しぶりに音楽の話題を。

昨夜は「Route 90」というバンドのライブを観に行ってきました。本来はGt&Vo,Gt,Ba,Dsの4人編成のようですが,昨夜は都合により
Gt&Vo,Ba,Dsの3人での演奏。それでも骨太で心地よいリズムの「Power Bluez Sound」を聞かせてくれました。



じつはこれにはいろいろ裏話があって,Gt&Vo担当のHidekiとは四半世紀以上前に知り合って,同じバンドのメンバーとして(彼は当時もGt&Vo,私はDs)活動していた時期があります。当時大学生だったのでHidekiのアパートにもしょっちゅう行ったり,我が家にHidekiが泊まりに来たり。Hidekiの大阪の実家に遊びに行ったり。話すことと言えば音楽のことばかりでした。繊細で,誠実で,感性豊かなギタリストであったHidekiと一緒に活動していた期間は数年でしたが,忘れられない思い出になっています。
しかし,大学を卒業し,就職~結婚~子育てを経て,お互い音楽からも遠ざかり,つきあいも年に一度の年賀状くらいになっていました。

そんなHidekiから久しぶりに音楽活動を再開したという知らせが届いたのは数年前。いいメンバーに恵まれて地元のライブハウスを中心に活動をしているとのこと。こちらはHidekiより若干早くバンド活動を再開していたので,お互いジジイになっても音楽をやり続けようと話しました。
その後しばらく連絡が途絶えていたのが最近になってHidekiから連絡が入り,驚いたことにCDデビューすることが決定したと知らされました。それでリリースに合わせてツアーをするので,私の地元鳥取でのライブを観に来てくれないか?という話になったわけです。

Hidekiの演奏を聴くなんて何年ぶりだろう,いや何十年?いつもHidekiの背中を観ながらドラムを叩いていたので,実際に前から観るのは初めてかもしれない。ステージを観ていて,いろいろな思いが交錯しました。「プロになりたい!」「でも,簡単じゃないよな…」「何でオレは英語を理解し,話す国に生まれなかったのか」「黒人のリズム感が欲しい」…夜が更けるまでいろいろ語りあったっけ。あれから30年近い年月を経て,夢を実現させたHidekiがまぶしく,
すげぇ奴だな,とちょっぴりジェラシーも感じていました。

一方の私はといえば,事情あってバンド活動からは2年近く離れています。末っ子の受験やら子育てに集中したいというのが大きな理由です。迷惑になるし,私の首を切って他のドラマーを入れてもらって構わないとメンバーには伝えたんですが,そんな自分のわがままにも関わらず,メンバーはサポートドラマーを入れてライブを続け,自分の帰りを待っていてくれています。
Hidekiのライブを観ていて,何か心の中に火が点きました。バンド復帰に向けてスティックを持ってリハビリを開始しよう!ドラムセットに向かおう!