昨晩、一週間ぶりに出張から帰ってくると、
山から春のにほい(臭い)がしていました。
昨年の今頃、3月20日前後にも、あの、畑にまかれた肥しのような、
決して良いにおいではありませんが、
この時期独特のにおいがしていました。
昨日は、駐車場で車を降りた瞬間に、その臭いを感じました。
駐車場は山の斜面のすぐ隣にあり、周囲には畑はなく、
公団住宅の敷地で地面はコンクリートに覆われています。
昨年、山に入り、ネットで調べたにおいの原因である、
ヒサカキを探してみました。
すると、ヒサカキは、至るところに生えていました。
いつも通っている山道のどこにも生えていました。
裏山は大変良く手入れされていて、何種類もの植物の名前も掲示されています。
ヒサカキも通り道に数か所、掲示されており、
今ではすっかり、掲示を見なくても、ヒサカキを見分けることができるようになりました。
先週末に山に入った時には、ヒサカキが咲いているのを確認していました。
花が咲いているものと、咲いていないものがありましたが、
咲いている周囲では、ほのかに、あの匂いが漂っていました。
臭いの根源を確かめるため、花に近づいて臭いをかぐと、
それはほとんどわかりません。
初めは恐る恐る、においをかぐのですが、
思いっきり鼻から息を吸っても、ほとんど臭いが分りません。
それでも、ヒサカキの周囲では、あの匂いが漂っています。
半信半疑になったりもしますが、
歩いていて、においがしてきたときに、辺りを見渡すと、
近くでヒサカキが咲いていることに気がつきます。
これからの時期はもっと、花が咲いていくので、山全体が臭いに覆われ、
裾野まで臭いが降りてくるのでしょう。
今から二週間前には、ヤブツバキが花を付けていました。
竹も葉をモリモリ付けていました。
ソヨゴは11月から、小さな赤い実をつんとぶら下げています。
随分長い期間、付けているのですね。
色が少し薄くなってきましたので、
そろそろ終わりでしょうか。
ジュクジュクジュクジュクと群れで木の上で鳴くのは、メジロでしょうか。
写真は撮れませんでしたが、この時期目立つ気がします。
写真は、シジュウカラですかね。
ヒヨドリも声高に鳴いていました。
最近、イソヒヨドリに似た鳥を家でよく見かけます。
この日は山中でも見かけました。
日没に近づくと、遠くから、フクロウの鳴き声も聞こえます。
一週間の終わりと、翌日からの新しい週への切り替わりの時間。
ヤマガラの鳴き声は一年を通して聴くことができました。
鳥の写真は、腰を据えないと良いものは撮れなさそうですね。
こちら見るとシジュウカラですかね。
こちらはモチツツジでしょうか。
いくつか花が咲き出したところもありました。
才ヶ原池は水が少し抜かれていますが、
大きな魚が群れで泳いでいました。
コイのように見えましたが、、
ハクモクレンの花も咲き、その次は、桜ですね。
順調に春は進んでいきますね。
本日、開通の北大阪急行、千里中央~箕面萱野。
あいにくの天気で、霞んでますが、、
自分にとっても、バス路線が変わったり、終電に乗っても家の近くまで帰れるようになったりと、
生活パターンに変化がありそうです。
この地域に、かなり大きなインパクトを与えることになるのですね。