2024年6月7日雑記 | C'est ma vie

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毎日平凡でいられることの、非凡さを求めています。

今回は「男はつらいよ第37,38、41作」です。

 

 

 

第37作「幸せの青い鳥」

 

昭和61年(1986年)12月20日公開

 

マドンナ:志穂美悦子

 

共演:長渕剛

 

主なロケ地:福岡県飯塚市、下関

 

マドンナは志穂美悦子さんです。

体形がアスリートです。体幹がしっかりしています。

しかし、美人です。もちろん寅さんはフラれます。

これでいいのです。

何と、共演に、後に夫になる、歌手の長渕剛さんが出演されています。

 

 

第38作「知床慕情」

 

昭和62年(1987年)8月15日公開

 

マドンナ:竹下景子

 

共演:三船敏郎

 

主なロケ地:北海道知床

 

第32作に続いて、マドンナ役は竹下景子さんです。

前田吟さんと倍賞千恵子さんの長男役の吉岡秀隆さんが、撮影の度に成長しています。

寅さんシリーズの目玉の一つと思っています。

三船敏郎さんは、しっかり三船敏郎を演じていました。

 

 

第41作「寅次郎心の旅路」

 

平成1年(1989年)8月5日公開

 

マドンナ:竹下景子

 

共演:柄本明、淡路恵子

 

主なロケ地・オーストリア・ウィーン

 

何と、今回のマドンナも竹下景子さんです。

また、第38作でも竹下さんと共演されていた、淡路恵子さんも出演されています。

柄本明さんが、いい味を出しています。

寅さんが、柄本さんのことを「お面をかぶったような人」と表現していました。

逆も真なりでしょうか。

撮影はオーストリアのウィーンでほとんど行われています。

結論から申します。

やはり寅さんシリーズは外国(とくに西洋)は似合わないということです。

スタッフの慰労を兼ねて、ウィーンロケになったとは思いますが、やはり無理があります。

竹下さんは、知的で美人で、性格も良く、申し分ありません。

ただ、なぜか俳優としては、どこかもの足りなさを感じます。

俳優は難しい生業です。

このシリーズの所々のセリフに、製作者(監督)のメッセージが込められています。

今回は「人生は夢みたいなもの」が印象に残りました。