2024年3月9日雑記 | C'est ma vie

C'est ma vie

毎日平凡でいられることの、非凡さを求めています。

この1週間テレビからDVDに録画しておいた映画を、毎日1~2本鑑賞しています。

 

尚、レンタルした映画は、パソコン(HD)に保存してあります。

 


そして、私の評価で☆3.5個以下の作品は処分しています。

 

 

今回はヒットした作品『鉄道員(ぽっぽや)』と『あなたへ』です。

 

 

私の評価:☆4個

 

1999年劇場公開

 

監督:降旗康男

 

原作:浅田次郎

 

出演:高倉健

 

   大竹しのぶ

 

   広末涼子

 

   小林稔侍 他

 

第117回直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を実写映画化したものです。

 

廃線間近となった北海道のローカル線・幌舞線の終着駅で駅長を務める、定年間際の孤独な鉄道員に訪れる小さな奇蹟を描いた作品です。

 

やはり高倉健さんは、高倉健を演じていました。

 

奥さん役の大竹しのぶさんは、やはり彼女にしか出せない、独特のオーラを醸し出していました。

 

娘さん役の広末涼子さん、同僚の小林稔侍さんも、いい味をだしていました。

 

ストーリー自体(原作)が、少し無理があるような気もします。

 

しかし、北海道の廃線間近の駅舎と、自然、また、健さんを取り巻く人間模様と、映像的には秀逸の作品だと思います。

 

余談ですが、あるシーンに志村けんさんが出演されていました。

 

志村さん、初で最後となった映画出演です。

 

 


私の評価:☆3.5個

 

2012年劇場公開

 

監督:降旗康男

 

出演:高倉健

 

   田中裕子

 

   佐藤浩市

 

   草彅剛 他

 

この作品は、2013年日本アカデミー賞受賞作品です。

 

しかし、私的には、平凡な作品です。

 

ストーリーは、健さんが、亡き妻(田中裕子)の軌跡を訪ね、彼女の生まれ故郷の九州の海に散骨するために、

 

キャンピングカーに改造した車で、富山から九州を目指し、途中で出会った人々との人間模様を描いた物語です。

 

私が、失敗したのは、「ぽっぽや」を鑑賞して、2日後に、この作品を鑑賞したことです。

 

主人公が、全くオーバーラップしてしまったのです。

 

主人公のキャラが全く同じなのです。

 

この作品でも、健さんは、しっかり、健さんを演じられていました。

 

しかし、この作品は、健さんの最後の作品となりました。

 

この作品の封切り2年後、健さんは旅立たれました。

 

この作品の中で、私、少し気になったことがありました。

 

それは、健さんの歩く姿でした。

 

少し、歩きずらそうな感じがしたのです。

 

元々、癖なのかは分かりません。

 

また、映画に登場されていた、大滝秀治さんが、この映画の公開数か月後に亡くなられています。

 

 

次回も2作品紹介します。