「ブラタモリ」(1月20日、NHK総合)の黒部探訪2回目の放送がありました。
今回は、本当に驚きの連続でした。
何しろ、今年6月に開業される、宇奈月トロッコ列車の終点から、新ルートに乗車したのです。
新ルートはトロッコ列終点、欅平から黒部ダムへ通じています。
本当にタモリさん、羨ましいです。
そして、昨日21日には、「鉄道・絶景の旅」(21時~23時放送、BS朝日)で、黒部・立山を紹介していました。
私、この番組のファンなのです。
また、挿入歌の「旅の途中で」(唄・やなわらば)がお気に入りなのです。
何しろ2時間番組でしたので、立山・黒部の見どころをほとんど紹介していました。
私、今から約40年前に妻と二人で観光に訪れました。
私、当時も(!)薄給で、旅行どころではありませんでしたが、意を決して行きました。
時期は、確か9月上旬だったようなきがします。
新宿を深夜に出発し、中央線で信濃大町に早朝に到着しました。
信濃大町で少し時間を過ごし、そこからバスでアルペンルートの起点(終点)である、扇沢駅につきました。
そこからは、トロリーバスで黒部ダムまで行き、見学しました。
途中、黒部平、大観峰で途中下車しました。
とにかく、驚いたのは、トロリーバスが狭いトンネル内を結構なスピードで走行していたことです。
黒部ダムは当時水量が少なかったです。
黒部湖の観光船も運行は中止していました。
とにかく、ダムのあまりの壮大さには目を見張りました。
ダムに入る入り口の脇に、ダム建設中に犠牲になられた人々の像がありました。
思わず、手を合わせました。
とにかく、多くの先人の犠牲の上にダムが完成したという事実は、私の心に響きます。
そして、そこからバスで室堂へと行きました。
室生堂は標高2450mのアルペンルート最高地点です。
まず、到着し山々を見渡した時、自分自身の中に、不思議な感情が沸き起こりました。
それは、人生の最後はこの地で迎えたいという、何か神々しい気持ちでした。
室堂には、まだ雪が少し残っていました。
そして、美女平へと向かう途中、弥陀ヶ原を通過しました。
本当に、素晴らしい光景でした。
そして、美女平からケーブルカーで立山駅(起点、終点)につきました。
当日は、立山駅近にあるホテルに泊まりました。
翌日は、立山駅から宇奈月温泉へと向かい、トロッコ列車に乗りました。
その日は宇奈月温泉に宿をとりました。
本当に、思い返しても、素晴らしい2日間でした。
旅行後は、緊縮生活(!)となりましたが、それ以上に大きな収穫がありました。
旅は、行っている時より、それから何年(何十年)して、思い返す時のほうが、数段感激はあります。