(幸せな瞬間です。しかし本猫はあまり分かっていないようです)
今日はクリスマス・イヴです。
午前5時現在の横浜の気温は1度です。
寒いです。
もしかして、ホワイトクリスマスの期待も膨らみます。
しかし、豪雪で被害に遭われている地方の方には、お見舞いを申し上げます。
とにかく、日本は世界でも有数の豪雪地帯です。
今日、ご紹介するクリスマス・ナンバーは、特集一回目でご紹介した「The Christmas Song」です。
ただし、演奏者は、デクスター・ゴードンです。
アメリカのビバップジャズ・テナー・サックス奏者です。
1923年ロスアンゼルス生まれで、1990年に亡くなられています。
父は黒人で医師、母はフランス系カナダ人です。
190センチを超える長身でした。
1945年からアメリカで活動していましたが、1960年代から1976年にかけて渡欧しました。
フランスやデンマークを活動の拠点としました。
余談ですが、北欧や、フランス、ドイツにはジャズが根付いています。
特に、デンマーク、スウェーデン、フランスは、ジャズに対する理解、造詣も深い国です。
1986年には映画「ラウンド・ミッドナイト」で主役を努めていました。
本当に、静かなイヴの夜に聴くのには最高の演奏です。
少しブルージーです。
私が、イヴの日にこの演奏を選んだのは、現在、寂しい、切ない、苦しい、悲しい人たちへ捧げるためです。
デクスターの、魂を揺さぶるサックスの響きが、全ての人々を、幸せへの階段へ導いてくれると信じています。
今日、我が家は妻と二人で、ケンタッキー・クリスマスセットと、チーズ、その他
そして、私が一番好きなワイン「Liebfraumilch(マドンナ)」で乾杯し、
小さなガラス製のLEDクリスマス・イルミネーションをテーブルに置いて、イヴの夜を過ごすつもりです。
こんなささやかなイヴができるだけでも幸せなのです。
皆さまにとって、素敵な(一人でも)イヴになることを願っています。