新倉美子(しんくら よしこ)さん、私、1年位前に初めて知りました。
1950年代に活躍されていた、女性ジャズボーカリスト、俳優さんです。
とにかく、美人で、歌も抜群に上手いのです。
英語の発音もきれいです。
驚きました、今から70年も前に、このようなハイレベルのジャズボーカリストがいたのです。
新倉さんは、1933年にお生まれで、現在90歳でご健在です。
お父様は、俳優の辰巳柳太郎さんです。
(weekaiさんからお借りしました)
以下にご紹介するのは1953年公開の新東宝映画「青春ジャズ娘」の一場面です。
ドラムスはフランキー堺さん、ベースは高島忠夫さんです。
実際の演奏は、東京キューバンボーイズが担当しています。
その他にも、安西郷子さん(故三橋達也さんの奥様、大変チャーミングです)、天地茂さん、江利チエミさん、ナンシー梅木さん他がご出演されています。
映画自体は、当時の世相を反映しており面白いですが、いわゆるB級作品です。
それにしても、この新倉美子さんの歌の場面は秀逸です。
本当に、東京キューバンボーイズの演奏も素晴らしく、この時代の日本のジャズのレベルの高さに、感服しました。