12月も半ばに入り、寒さも厳しくなってきた今日このごろ。
街も気持ちも一気に年末感を感じているのは私だけでしょうか!?
年末感=“締めくくりモード”
この時期になると、こんな言葉が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか。
・今年のうちに、何かやっておかないと
・終活も、年内に少しは進めないと
・このまま年を越してしまっていいのかな
でも今日は、あえてお伝えしたいことがあります。
終活は「完了させるもの」ではありません!!
終活というと、
「書き終える」「決めきる」「整理を終える」
そんな“ゴールのある作業”のように思われがちです。
けれど本来の終活は、
年末までに終わらせるものでも、
期限付きのものでもありません。
なぜなら
人生は、12月31日で区切りがつくわけではないからです。
「終わらせなきゃ」という空気が、心を焦らせる
年末は、
今年の振り返り、来年への準備。
そして周囲の忙しさや空気感が一気に押し寄せてきます。
その中で「終活」という言葉に触れると、
「今やらなきゃ」「今年中に形にしなきゃ」と、
必要以上に自分を追い立ててしまう方もいるのではないでしょうか?
もしかしたら、この年末
今から始めるなんて、とても無理!!っと感じてしまう方もいるかもしれません。
けれど、その焦りは、
年末特有の“締め切りムード”に影響されているだけかもしれません。
終活は、人生と並走するもの
終活は、
一度やったら終わり、というものではありません。
年齢や環境、家族との関係、
そして自分自身の価値観が変われば、
考え方や選択も、自然と変わっていきます。
だからこそ終活は、
人生と一緒に、何度も立ち止まりながら
見直していくものなのです。
今は「終活が気になっている」だけでも、
それは十分な一歩です。
今のあなたに必要なのは「進めること」より「ゆるめること」
12月後半は、
心も体も知らないうちに緊張しています。
そんな時期に大切なのは、
何かを決めることや、形にすることよりも、
自分に余白をつくってあげることかもしれません。
これからを考えるための準備として、「余白つくり」は大事です。
余白作りに関しては、こちらでもお話していますので、
見てみてください↓
年末は「区切り」ではなく「通過点」
年末は、
何かを終わらせるためのゴールではなく、
これからの人生へ向かう通過点です。
終活も同じ。
焦らず、比べず、
あなたのペースで向き合っていけばいいと思います。
今年中にできなかったことがあっても、
それは「遅れている」のではなく、
あなたのタイミングが、まだ来ていないだけ。
忙しい年の瀬だからこそ、
少し肩の力を抜いて、自分の内側に目を向けてみてください。
終活は、
「今を整え、これからを自分らしく生きるための準備」
終わらせるためのものではありません。
なので、年末は、
何かを完璧にまとめる時期ではなく、
「これから、どんな選択をしていきたいか」を
そっと思い描くための時間にしてもよいのではないでしょうか。
次週は、
一年の終わりだからこそ考えたい
**「後悔しない選択」**について、
もう少し踏み込んで書いていきたいと思います

終わらせなくて大丈夫。まずは余白作りをしてみては?

