備蓄の習性
子どもの仕草や行動を見て、山育ちの私似だ、いや海育ちの旦那さん似だと一喜一憂する今日この頃。今日はそんなエピソードをひとつ。
我が家の庭の水鉢でメダカを6匹飼っています。メダカのエサ当番は旦那さんとなおくんです。ところが、いつもの場所からメダカのエサが無くなっています。どうも犯人はなおくんのようなのですが、何処を探してもメダカのエサは見つかりません。仕方がないので新しく購入したのですが、1週間ほど経った後、なおくんが無くなったそのエサを持って現れました。いったいどこに隠していたのかはさっぱり不明ですが、どうやら、なおくんには備蓄の習性があるようです。
ところで、海育ちの旦那さんには、備蓄の習性がありません。冷蔵庫のビールはあるだけ飲んでしまいますし、お小遣いは使い切ってしまいます。なるほど、海育ちの旦那さんの実家では、ご近所同士の、おすそ分けが盛んです。水揚げされたばかりの新鮮な魚は、鮮度が命。大量の魚も、その日のうちにご近所へ。そんな調子で、野菜や果物、お菓子もご近所へ。
だからでしょうか、旦那さんには備蓄の習性がありません。
ところが、山育ちの私の実家では畑で取れた新鮮な野菜は、一冬越します。ジャガイモ、たまねぎ、大根・・・大事にかこったり、漬物にしたり、干したりと・・・。だからでしょうか、私は乾物も大好きなのです。おかずに困ったら引き出しの中のひじきや高野豆腐に助けられます。ちょいちょいっと作れておいしくて、栄養たっぷり。でも、旦那さんはまったく食べません。「おいしく無いもん」と言います。困ったものです。
さて、なおくんはと言うと、食が細いのでいっぺんに食べる量も少しです。おやつのサツマイモやおせんべいの食べきれない分を、よく引き出しに隠します。私が気がついたときは取り出して捨てておくのですが、うっかり気が付かずにいると、翌日またお腹が空いた頃にその引き出しから取り出してかじっていたりします。これは、備蓄の習性に違いないと思うのです。
旦那さんに、「真似してみたら?ちょっとずつお小遣いを貯めておくとか、どう?なおくん、備蓄の習性が備わっているみたいよ。」と私、旦那さんは苦笑いです。
海の生活も、山の生活も、どちらも心豊かな生活だと思います。それでも、少しは、旦那さんにも「備蓄」の習性を身に付けて欲しいと思うのです。

