Z650のCR26バイパスのセッティングの結果ですが、
結果から申しますと、SJ#38,MJ#100,JN1.85S上から3段になりました。
この結果は、シャシダイで計測した結果です。
Z400FXの初期設定SJ#40、MJ#110で測定しましたが、全体的に濃くて
空燃比は10くらいしかなく、正確な数値は出なかったそうです。
再計測に持ち込んでSJ#40、MJ#105、でやっと測定出来る空燃比になりましたが、
まだ濃い状態でした。計測に行く前の実装は悪くは感じなかったそうです。
3度目でやっと空燃比が13くらいになったそうです。
実走も3度目が一番調子良かったそうです。
結果だけ聞くとずいぶんMJ小さいなと思いましたが、機械を使っているので
大きなズレは無いと思います。
ただ、回している時間が長くはないので少し安全マージンで
濃い目に調整してもMJはワンサイズくらいでしょう。
JNの段数を何パターンも変えて計測していないので上から2段になるかもしれません?
取り付けた写真を撮ってきました。
燃料コックは負圧コックのタイプで思ったよりも隙間がありました。
この車両はヨーロッパモデルでテンショナーが初期の物と形状が違った為、
テンショナーには干渉したので社外品と交換したそうです。
インシュレーターをZ1、Z2用に交換しています。
タンクとトップカバーまでかなり余裕がありました。
話題が変わってZ400FXのCR26バイパスのシャシダイの結果も頂きました。
SJ#38、MJが90だったそうです。
Z650,Z400FX共、マフラーはショート菅で穴はそう大きくない物でした。
Z400FXなら6速のうち、4速、5速で全開にしてMJを先に決めた方がセッティングの近道かと思いました。
その結果からJNの選択や段数、SJの選択の順番が良いと思います。
例えば、モンキーのボアアップで88ccくらいに排気量上げてキャブも交換したら、まず全開にして
一番スピードが出るMJを探そうとしますよね?
アクセルが開け切れる車両と排気量が大きな開け切れない車両では作業内容は変わってくると思いました。
Z系で900cc~1000ccなら常用域の中低速中心の作業になってしまいます。
全開はシャシダイでないと分かりません??