昔ながらの、集合、セパハン、バックステップの3点を兼ね揃えたZ400FX女子の

CR26バイパスのセッティング記事です。

 

元々、未加工のCRで乗っていたのですが、しょっちゅうプラグが被るので買い替えを決意したそうです。

 

 

今年の8月くらいからセッティング開始しています。

バイパス加工のCRに交換して低速は良くなったのですが・・・

エンジンは550ccで、どうも1気筒だけプラグの焼けが悪くて

マフラーのエキパイに霧吹きを掛けるとそこだけが蒸発が悪いそうです。

 

圧縮を測定したら4気筒共、12キロあるので圧縮は大丈夫だったんですが、

もうエンジンを開けてみないと何とも言えない状況でヘッドを外した写真です。

3番の燃焼室にオイルが上がっています。

ヘッドが原因というよりもオイル上がりでしょう。

 

このエンジンを直すには時間がかかるので、元々積んでいた400ccのエンジンに乗せ換えることになりました。

400ccのエンジンは乗せ換える時にGPZ400のF2のカムに換装してタペットもしっかり調整したそうです。

カムをGPZに交換するとタコメーターが動かなくなるので純正を電気式に改造したそうです。

 

作業を終えて、圧縮を測定すると8キロ~10キロしかなくて、プラグの焼け方もバラバラだったそうです。

元気なエンジンなら12キロくらいは、あるそうです。

 

10月に静岡県の「もちや」で開催されるZ400FXのミーティングに参加するので、

もうOHして圧縮を揃えている時間が無いそうで、このままセッティングを強行するしかないそうです。

 

Z400FXでCR26バイパス加工セッティングの情報筋

SJ、#35~#38

MJ、#110前後

JN、26φ専用ショートJNの試作品クリップ段数4段目(適当に作った割には真ん中で合うようです。)

AS、1/4回転付近(全閉~1/2)

SJが下限ギリギリなのでASは絞らないとスローが不安定になるのでしょう。

MJはビトーさんの設定で大体合うようです。

 

上記の情報をメッセージしてセッティングをしたんですが、ケーブルタイプのアイドリングノブの調子が悪くて

アイドリングは1600rpmくらいで調整していたそうで、ケイヒンの純正を送りました。

 

その後の経過は、ASの調整、クリップ段数を変更してもMJ#110では不足に感じたそうで、思い切って

MJの番手を上げてみることに、結果#115→#120と変更するたびに力強くなったそうです。

セッティングは現場で!

Z1Rの方がセッティング、エンジンの積み下ろしのサポートをして下さったそうです。

「感謝」!!

MJの変更を提案してくれたのはZ1Rの方です。

最初のCRの装着やセッティングはZ400FXのオーナー自ら作業しています。

旧車の整備知識も男性の方と同レベルです。

 

 

MJの選択は良い方向に向いてくれたのですが、中間加速の領域が上手くいかなくて

4段はパワー不足で追い越し加速にも不安があるそうで、上から5段にして1段濃くすると

濃すぎる症状がでるそうで、付属のワッシャーで4.5段を提案したところ、

4段と5段の良いとこどりになったそうです!!

恐るべし!ワッシャー1枚!!

 

最終的には

AS#40、

MJ#120

JN 26φ専用ショートJN4.5段

AS 1回転戻し

 

始動性に難ありと全開は要セッティングで、もう時間切れなのでこのまま

静岡県まで走るそうです。

 

常用域は問題なく走れるようになったそうです。

 

続きは、ミーティングから戻ってきて400ccの圧縮を揃えてセッティングするか550ccのエンジンの修理をして

セッティングの2択ですね。