バイパス加工のCRご購入方からブログに掲載しているZESTのメインハーネスに注文がありました。

今回のリブログはZ1 Z2 のメインハーネスの紹介です。

こちらはZESTさんの商品になります。

 

わかりずらいかもしれませんが、灯火、点火などに送る電圧低下を防ぐ事を最優先に考えて配線の本数が非常に少なくなっています。

機能性に優れたホンダ純正のハンドルスイッチで、右側はセルとキルスイッチのみで、ハイスロの装着やブレーキマスターを変更した時にスペースに余裕が出来ます。左側にヘッドライトスイッチがあり、これもメインハーネスの本数を減らすことに一役買ってます。

 

Z1のヒューズは1本(20A)のみで、輸入新規の状態の配線を見てみると、当時のレギュレターは過充電気味で接続のメインスイッチのカプラーが溶けて抜けなくなっていたり、被覆が溶けて隣の配線とくっついていたり、右サイドカバーのカプラーの差し込みが焼けていたりします。管ヒューズは見た目に切れていなくても根元でつなぎ目が切れかけていると故障診断で大変苦労します。

 

この配線ではヒューズが5系統になり、最近はETC、ウオタニの装着、USB接続のリクエストにも対応しています。

ハンドルスイッチは画像以外に純正の当時物ハンドルスイッチ、OW01タイプ(右)、年式の新しい車両のハンドルスイッチとのコンビンネーションにも対応してくれます。

 

このメインハーネスの凄い所は、バッテリーからメインキーに流した電気でON、OFF供給していなくて、メインリレーからバッテリーの電気を直接メインハーネスに流しています。

 

この手法を使っているZ系のメインハーネスの社外品は他にはありません。純正タイプのハーネスに5系統のヒューズを組んだりすると複雑になってしまいます。

ここにウインカーリレー、スターターリレーが付きます。

 

充電電圧を制御するレギュレターは、よく使われている6極カプラーやMOSFETレギュレーターに合わせてくれます。

ホンダ純正の左集中スイッチです。灯火類はすべて左側で操作が出来ます。自分もRC30のこのタイプを使っています。

もう30年以上配置、形状は変わっていません。それだけ機能性にすぐれているという事でしょう。

 

車種はZ1以外のカスタムした車両でバッテリーの位置が変更されているなど、車両を預かって、その車体専用の配線の製作も行っています。Z以外にGSX1100Sも得意です!

 

最近、たくさん輸入新規で登録されているKZ900、KZ1000LTDの相談にものってくれます。