赤い蛮国からの輸入が滞るレアアースについて、
10月31日、日本はベトナムとレアアースの共同開発で合意した。
官民一体での攻勢が奏功したかたち。
ベトナム北部の鉱山開発のため、
探査や人材育成などを含めた技術協力・共同開発で
日本を協力相手とすることを、ベトナムは表明した。
現在、輸入量の9割が赤い蛮国に占めるなか、
早期に鉱山開発に着手できるベトナムは、
日本が最重要協力国と位置づけた国のひとつである。
早ければ2012年から一定量のレアアースが日本に入る見通し。
また同日、レアアースの件とともに、
日本はベトナムの原子力発電所第2期工事を受注し、
建設から運営までを請け負う。
ベトナムの原発導入は今回が始めてであり、運転経験も無い。
日本政府は今後も、
技術の輸出と資金の協力先を精力的に探す構えにある。
このベトナムでの原子力発電所開発は、
第1期工事受注の際は、ロシアに敗れているのだが、
どこか信じ難い印象であった。
電力など生活インフラもまともに整備が出来ない
国民の生活も大半が非常に貧しい国であり、
富の分配もまともに出来ない国に、何故この日本が敗れるのか。
よほど日本の受注獲得戦略がボロかったのだろうかと。
この第2期受注は、
引き続き軍事協力をちらつかせるロシアのほかに、
値下げ戦略で迫る韓国に勝利したかたちである。
日本と赤い蛮国とのレアアース問題からも分かるように、
円滑な経済パートナーシップの維持が難しいことは周知の事実であり、
今後もその回復に進展を見ることは難しいであろう。
そうした中において、
このベトナムとの関係強化を図れた意義は大きい。
ベトナムと赤い蛮国は、軍事面などの一部関係にきしみが生じており、
今般の原子力や資源をテコに、
ベトナムを含めた東南アジア諸国との関係を強化することにより、
日本は対赤い蛮国への牽制を、
赤い蛮国を”日本反映のための経済ツールのひとつ”として
効率良く使い倒すためにも、引き続き行っていく必要がある。