cine研究会 『はやぶさ 遥かなる帰還』 | p,s, なみきです

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なみきです~


先日、会社の同期、そして同好の士で構成される「cinema研究会」に参加

してきました。


自らは、略して「cine研」と呼んでいます。


その同好の士の条件といいますのは…


 ▼劇場の大型スクリーンで視聴すべき作品であること

 ▼基本路線 SF 

 ▼監督、もしくは演出家、または俳優にこだわりがあること

 ▼その他、「これを観ずして死ねるか?」というおススメであること


そして、今回の視聴作品としては、現在、大ヒット公開中のこちらの作品を

選ばせていただきました。



■はやぶさ 遥かなる帰還

http://www.hayabusa2012.jp/index.html


は~  大まかなストーリーは、事実として、知っているはずなのに…


主演 兼任 プロジェクトリーダーの渡辺 謙が「この作品は、まるであの名曲

『ボレロ』のようだ」と自称されていましたが、まさにあの同じフレーズとリズムの

繰り返しによる、ボレロのような摩訶不思議な盛り上がりを体験しました。


困難につぐ困難。 それに立ち向かう登場人物の不屈の情熱。


多少の演出は、子供やお年寄りが見ても理解できるように噛み砕いてある部分

があるような感じで、ちょっと気に入らないヒトがいるかもしれませんが、それで

も、はやぶさが行方不明になった46日後、延々と1ビット通信を繰り返した挙句

に発見したくだり辺りから、その演出も気にならなくなり、最後には、演技する

俳優陣と実際のJAXAの人物がぴったり被って見えてしまうほど、まんまと演技

と演出に飲み込まれてゆきました。


地球に帰還した、はやぶさが燃え尽きるとき、予想以上の切なさに襲われて、

…最後は、涙が止まりませんでした。


cine研メンバー曰く、「ウミガメの出産のように」涙がぽろぽろと止まらず、感情

を押し殺そうとしても、もうぜんぜん涙が止まりませんでした。


映画館は、今、流行の(?) JR大阪駅に隣接する商業施設。


鑑賞し終わった後、全員で涙を乾かすために、こちらの休憩ゾーンでしばし、

脱力&深呼吸。



p,s, なみきです


ネオンがきれいですね。 ちょっとしたデートスポットになりそうですね。


この映画は、明日を担う、たくさんの子供たちに見て頂きたいと思います。

もちろん、大人が見ても十分感動できると思います。



(なみき)