恐るべし!関西人 | p,s, なみきです

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別のポータルサイトから移設してまいりました。地味なOLが、日常のあれこれを書いております。

こんばんは、なみきです。


雨が、よく降りますね…  一雨ごとに春になってゆくのでしょうか?

春になってほしいですね。


さて、先日の通勤途中、ちょっとかわいい光景と出くわしましたので

今夜はそのお話をしたいと思います。



毎朝、通勤途中で必ず信号にひっかかる、近所の幹線道路の横断

歩道。だいたい、毎朝同じような時間帯に通りかかるので、同じような

顔ぶれが同時に信号が変わるのを待つことになります。


その顔ぶれの中に、小学生の団体通学の子供たちがいるのですが、

5~6年生くらいのお姉ちゃんを筆頭に、低学年の男の子まで6人ほど

で、日々仲良く、微笑ましい会話を交わしながら通学しています。


先日は、低学年の男の子のぼやきが聞こえてきました。

どうやら、この低学年の男の子は、同じクラスの同級生に気に入らない

あだ名をつけられて、からかわれているようです。


  男の子   「オレー 最近、ガッコウに行きたくないねんー」

  お姉ちゃん 「んー なんでよー」

  男の子   「だぁってー オレのこと、れんこんって言う奴がおるねん」

  お姉ちゃん 「はぁ? なにそれ? なんでそんなん言うん?」

  男の子   「…オレにもわからん」 (下を向いてむくれています)

  お姉ちゃん 「ふーん」

  男の子   「…だから、もう行きたくないねん」


…他人(ひと)様の会話というのは、聞くつもりなどはなくても、自然と耳に

入ってしまうもの。 特に私は目が悪い分、耳がいいようで、この低学年の

男の子のグズグズと愚痴っているのが、あまりにも可愛くて吹き出しそう

になりながら、グッと堪えて聞いていました。


さて、この通学グループのリーダー格のお姉ちゃんは、この悩める男の子

にどのようなアドバイスをするのでしょうか?  …興味津々です。


  男の子   「もー、帰りたいぃー」

  お姉ちゃん 「何をゆーてんの。 …そんなん、どーでもいいやん」

  男の子   「えー。でもぉー」

  お姉ちゃん 「えーか。そんな奴、ほっとき。 …それに。」


うんうん。上手に慰めてるやん。 …ん?それに?


  お姉ちゃん 「れんこんなんて… 全然おもろないやん!」

  周りの子達 「そやそや!全然、おもんないわ!」

  男の子   「うーん。そーやなー…(ある程度納得している)」



えー? ^^; そこ?! 「おもろく」ないから、どーでもいいんやー! 

そっかぁ。 やっぱり、「おもろい」かどうかが貴重な「判断基準」なんですね。


…小学生といえども、この笑いを追及する姿勢。


恐るべし、関西人~


それにしても、このように同級生以外のお姉ちゃんや周囲の子供たちに

意地悪な同級生の価値観(れんこん)を否定してもらって、この男の子は

救われますね。


そういう多角的な視野から物事を判断できない子供は、一過性のイジメ

にも悲観的に思い込んでしまうもの。子供だけじゃなくて、大人もいろんな

視野から物事をとらえてゆくべきですね。


勉強になるわ~


(なみき)