有馬ロイヤル練習ラウンド ~1~ | p,s, なみきです

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先日、以前より公私共にお世話になっている金融系ソリューション企業●ISのゴルフ友人から、ホームコース

の招待チケットを頂いて、練習ラウンドをしてまいりました。


コースは、兵庫県神戸市北区淡河町にある、有馬ロイヤルゴルフクラブです。


ここは、1980年代の関西オープンや1990年代のサントリーレディースオープン、青木功プロが優勝した1987年

(第52回)日本オープンが開催されたロイヤルコースと、関西シニアや関西アマチュア選手権を開催している

ノーブルコースがありますが、その日は、ノーブルコースをセルフで回らせて頂きました。


今日の目的は、練習ラウンド。


過去に数回、ラウンドしたことはありますが、実は、このノーブルのIN-18(ロング)がワタシは大の苦手… 

過去、何回もこのIN-18で苦い思い出を作ってきたものです。あのホールロケーションが好きな人は、よほど

の冒険好き野郎か、M系嗜好の人くらいじゃないんでしょーか? ^^; (言いすぎ?)


…さ、そのIN-18(ロング)、今回こそは克服できたのでしょうか?
楽しい練習ラウンドを振り返ってみましょう。


■IN-10:短く、やや打ち上げのミドル
グリーン左サイドにはクロスバンカーとガードバンカーがずっと連なります。しょっぱなから最近の課題の

「フェードボール」を打たねばならない状況です。スタート直前の練習レンジでは、思い通りのフェードが

ドライバーで打ててはいましたが、出だしの本番でいきなりあの球が打てるかな…


そのほんの少しの不安感と、根っからの小市民がどうしても捨てられない弱気さが、必要以上に狙いを

右へ向けてしまったようで、ティショットは、ちゃんとフェードボールになったものの、フェアウェイをはずして

右ガードバンカー前の足場の悪そうなラフにすっぽりとつかまってしまいました。


行ってみると、ぽっこりとコブのような地形のかなり左足あがりの変なライ。アプローチショットをショートする

とバンカーにつかまるといった罠が用意されている状況です。いつもはサンドウエッジの距離ですが、設計者

の思惑を予測して、S ⇒ A(左足あがりの分) ⇒ P(ラフが深い分)と、2番手あげてアプローチしてみま

したが、残念ながら思った以上のラフの抵抗でキャリー出ず、設計者の罠通りにバンカーへ。


たははっ 出だしからハマっちゃってー もう笑っちゃうなあ~ ^^;


第三打のバンカーショットは、まあまあ寄ったのですが、上りのラインがちょこっと打ち切れずにパー逃しの

残念なボギー。

このホールはパーを取っておきたいホールのひとつだったのですが、長い一日の出だしとしては、ボギー

くらいでスタートしておいた方が、謙虚なキモチで臨めていいかも… と負け惜しみをつぶやいて、次の

ホールへ向かいます。



■IN-11:見た目より、なぜか細長ーく感じるミドル
恐らく両サイドに連なる林の木の形状や並びのせいだと思いますが、10番よりなぜか狭く見える気がします。

そしてまたもや、ティショットの落下地点のフェアウェイ左半分には大きなクロスバンカーが2つ、ワタシの

ボールが来るのを待ちかまえているようです。


そーはいくかっ ワタシには新しく覚えたフェードボールがあるんだいっ

さっき打った感触もまだ残っていますし、今度はもう少し落ちついて打てそうな気がします。


ドライバーでクロスバンカーの右側を狙ってティショット。思ったより出球が右に出たのですが、このホール

は右側が薄いラフの斜面で優しく受けているので、ボールはちゃんとフェアウェイ右サイドまで落ちてきまし

た。 よしっ 地形を活かしたゴルフやね(笑) 図々しいですが… このラッキーを素直に喜ぶキモチが意外

と大切なんです。


残りは約120~125Y。左足下がりのライで、その上グリーン方向の右側の数本の立ち木が枝を伸ばしていて、

心なしか見た目に威圧感を感じます。もちろん、ハザードはそれだけでなく、軽く打ち上げたグリーンの左前

には、小ぶりだけどあごがちゃんとあるガードバンカーがまたワタシを待ってます。


うーん。持ち球でグリーンを狙うと、立ち木群に当たって下草の長いラフに捕獲される可能性があり、かと

いって、花道狙いで転がすとグリーン手前10Yにあるわざと刈り残したモシャモシャのラフがあるエリアに

つかまる可能性があり…


そうか~ このホールは、あの左サイドのクロスバンカーを越えてこないと、ベストポジションにこれなくて、

セカンドショットが打ちにくい状況に追い込まれるのねえ~ ^^; あっそー 納得。 ワタシ、今まさに追い込

まれてマス。


うーん。技術力のないワタシには、あとはひとつしか「手」がありません。左手前バンカーの上からセカンド

もまたフェードに挑戦するしかなさそうです(笑) …って、ワタシにできるのかぁ? 左足下がりのライで

フェード打ったことって、あったっけ? いやいや、できたっけ? 


そんな自問自答をした後に出た答えは、「ま、今日は練習だからいいか♪」


最初のIN-10で打ったバンカーの感触も良かったし、(さすがぁ、名門さんは、やっぱりええ砂、つこうてはり

ますなぁ/京都風) ショートしてバンカーインしても何とかなるかな。セカンドもフェードでやってみるか…


しかし、根っからの小市民は、少しでも恐怖心を取り去るべく保険をかけるのも忘れません。距離からすれ

ば7か6鉄ですが、左足下がりのライだし、フェードは距離が落ちるので一番手あげ、さらにフルショットして

曲がり幅が大きくなるとコワイので、ハーフショットしようと手にしたアイアンは、無謀な5鉄。


自分でも、ちょっと大きいかなぁ…?と恐る恐るパンチショット気味に打ったセカンドショットは、思い通りの

弾道でバンカーを越えたはいいものの、そのままなんとピンに「ガッシャーン!!!」 げー 危なかった。

もし、ピンに当たらなかったらどこまで行ったことやら… 助かったぁ…

ピンに直撃したセカンドが精神的に響いたか、下りのラインが読みきれずのバーディ逃しのパーでした。


もー 小心者なんだから… 後からこうやって思い返すと、自らの弱気が自分の首を絞めていることが明確

になりますね(笑)

実はワタシ、よく指摘されるのですが、保険をかけすぎてその保険が返って裏目のミスを呼ぶことが多いん

です。番手が大きすぎて、オーバーする。実に勿体ない、もっと自分を信じて打ちなさいと叱られます。

この日は、同じような番手選択の失敗を、IN-15(短い) IN-18(ラフ負け) OUT-1(オーバー) OUT-2(ラフ

負け) OUT-8(オーバー)… 18ホール通して振り返ると何回もやらかしてますねえ。


自分のおおよその距離は把握しているつもりになっているのですが、これだけ失敗しているのを振り返ると、

もう少し、番手距離の洗い直しをしないといけないのかもしれません。風があったり、雨が降ったり、体調が

悪かったりしたら、またその日の距離は微妙に変わってきますし… ゴルフって本当に難しいスポーツだと

思い知らされますね。


…そんなこんなで、IN(par37、ロングが3つある)は、48(19パット)でした。


課題にしていたホールの結果は…
  IN-16は、ティショットをスライスかけすぎて右の池ポチャで8 (><)!
  IN-18は、ティショットを左にひっかけてラフに。ラフ負け+3パットして7
と、悔いが残るハーフ(ノーブルIN)でした。



<続く>