今日,ブランドショップが[偽ロレックス]を買い取ってしまったことが報道されている。

ブランドショップの鑑定人は,日々の知識の習得と技術の研鑽を行っているが,それでもこうした誤りは起こりえる。むしろ,このような報道は珍しい。

 

これが続くと,鑑定人は仕事がなくなりブランドショップも死活問題となる。

ブランドの鑑定は,商品の真偽が必ずわかるのでこういった問題が発生しやすい。このようなことから,ブランド商品の鑑定人は非常に緊張感をもって日々仕事をしているのである。

 

こんなことをよそに,筆跡鑑定人はぬるま湯にどっぷりとつかっているのは全く知られていない。鑑定結果が間違っていようが知ったこっちゃない。報道されることもないから,鑑定などできなくても、手を抜いても分からない。

 

することといえばSEOを駆使して、鑑定の研究や技術の研鑽よりも真っ先に顧客の獲得を優先する。札幌の筆跡鑑定と検索しても、福岡の筆跡鑑定と検索しても、その地域とは全く関係のない同じ鑑定所がトップに表示されるといった具合だ。鑑定技術が優秀かなど一般の方が分かる術はないからだ。

 

何しろ真偽の2択しかないから,正答率はあてずっぽうでも5割もある。野球の3割バッターよりもすごい。こんなことから,筆跡鑑定が出来ない人物がゴロゴロしているが,世間では知る由もない。

 

なにせ,筆跡鑑定人は「筆跡鑑定は証拠能力に限界がある」という司法のお墨付きまでもらっており,筆跡鑑定してもそれが真実か否かである保証はないとされているのだ。鑑定結果が間違っても,証拠能力が低いから仕方がないということを国から助け舟まで出してもらっているのである。即ち、鑑定結果が間違っていても検索結果が上位であれば儲かるという特権付きでもある。

 

 自分の出した鑑定が間違いなのか,正しいのかは未来永劫分からないとされているから,マニュアルに沿った鑑定書をつくり続けるだけで、大金が必ず貰えらという美味しさだらけである。何の心配もすることなく悠々自適に仕事が続けられる最高の職であるのだ。

 

こんな商売があってよいのであろうか。皆さんは,きっと日々辛い思いをしながら緊張感をもってお仕事をされているのではないか。

 

これな鑑定人を野放しにしておいてよいはずがない。こんな者は,単なる筆跡鑑定書の作成人でしかないのだ。

 

これを読んで,「そんなことはない」という自称鑑定人の皆さん、公開試験

 

 

を受けようではありませんか?

 

緊張感も正義感もない,ましてや鑑定に対する興味も思い入れもない単なる金儲け主義の鑑定人をのさばらせてはならないのである。

 

まさか,公開試験を受けないという方はいないでしょう。何せ、公開試験は筆跡鑑定の今後の発展に大きく貢献しますから。たくさんの方の参加をお待ちしているので連絡してね。