大人の修学旅行5 | タカラノカケラ

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ご一行、お次の目的地はちぃさんご希望だという「角屋もてなしの文学美術館」です。

ここは事前に話が出ていて、どんなとこかしらー?と調べたところ…

各方面からつっこむ声が聞こえそうですが、今思えば、当然何かを間違えていたんでしょう。

金平糖のお店という結果が出ました。

ほうほう、と予習をしたつもりが、当日、説明をしてくれてる話が予習となんだか違う。

おいおい、まてまてまて。
と1人慌てました。

急いで携帯を開き、頼もしい心の姉(密かにそう思ってる)浮絵さんにこっそり説明を仰ぎながら予習。

ああ、これが!わかります分かります。的な顔で臨みたかったけど、あたしの頭では少々難しく、出来ない事は無理しない方がいいですね、という事を学びました。

新撰組が出入りしてた、って事はわかったけど、
事前予習の頭の中の漫画を必死に手繰り寄せ、合わせながら当時の流れを理解しようとして失敗しました。

漫画では出て来なかった人の名前や言い方が違うのか、わからない単語があると途端にフリーズ。

そう、そめこ。さんにも言われたけど、
ここから更に突っ込んで聞いたり、せっかく漫画を持ってたからここで見ずにどこで見る!なのに見なかったり。
今一歩押しが足りないのがあたしの課題。

間違っても浮絵さんのせいではなく、あたしの問題です!
浮絵さんの説明は分かりやすかったけど、あたしが難しく考えすぎたのよ。

と、そんなこんなで到着。
外観も雰囲気があり、当時の人達が顔を覗かせそな気がしました。

中も当時の雰囲気そのままで、そこにいるのが不思議な感覚でした。
今なのに今じゃない、みたいな。

刀や侍なんて時代劇の中だけしか見たことないからなかなか現実味を帯びないけど、刀傷の痕をみて、刀を振るう時代の現実がそこにだけありました。

予約制という2階の座敷はいくつかあり、あたしはやっぱり螺鈿の間(パンフレットには青貝の間って書いてあった)が一番好きでした。
元は浅葱色だという壁が蝋燭の煤で黒くなっていたけど、それも込みで良かったです。

この部屋だけではなく、全部屋1部屋1部屋、金具留め?とか細かいところまでとてもこだわっていて、
建築のみならず何かと不便なはずの昔の方がとても細かく丁寧な仕事をしてとてつもない事を成し遂げている、という事を考えていました。

微妙な理解のまま入ったけど、単純に建築の素晴らしさ?というか、見て楽しかったです。

想像することしかできないけど、新撰組などに特別な思いのある人達にはまた格別な場所なんだなー。と神聖な気持ちで大切に床を踏みしめて、角屋を後にしました。