ほんとはバナナ🍌を作ったケーキってあまり得意じゃないんだけど…
このタルトだけは別っ
『バナナと “ルガール” クリームチーズムースのタルト~焦がしバター風味~』
1piece 777円
《2023年23piece目のキルフェボン》です
キャラメルソース、チーズムース、焦がしバタークリーム、ガナッシュ、刻みアーモンド、ゲランドの塩…と、気になるWORDのオンパレードです
クリームの窪みに流し込まれてるのはキャラメルソースかな
バナナ🍌が変色しないようにキャラメルソースを塗ってるみたいっ
パイ生地→刻みアーモンドとゲランドの塩入りガナッシュ→スポンジ→チーズムース→キャラメルシロップを打ったスポンジ→バナナ→焦がしバタークリーム→バナナ、キャラメルソース…という組み立て
土台のパイ生地はキレイな層になっていて、サックサクの食感で風味も良いし、パイ生地のお手本のような焼き上がり
そしてそのパイ生地に敷かれたガナッシュは茶色っぽく見えるけど…
これはブロンドチョコレートを使ってるらしくて、そこにさらに刻みアーモンドとゲランドの塩を混ぜ込むことで、ブロンドチョコレートのキャラメルのような甘みとビスケットに似た香ばしさを楽しみつつ、刻みアーモンドのザクザクとした食感は良いアクセントになっているし、ゲランド塩は全体の味わいの良い引き締め役になっています
…とこんな具合に、ガナッシュ一つをとっても奥が深いからさすがキルフェボンです
そしてチーズムースは、クセが無くてコクのあるまろやかな味わいだから、バナナ🍌やキャラメルとも相性抜群っ
タルトの端に行くに従って厚めに流し込まれていて、滑らかな口当たりなんだけどトップのクリームよりはちょっぴり重めの舌触りに仕上げられているから、食べていて全く飽きさせない組み立てになっています
さらにこの通りトップだけでなく間にもバナナ🍌がサンドされていてドッシリした後味になるかと思いきや、ゲランドの塩の塩気とキャラメルのほろ苦い味わいが良い引き締め役になって、パクパク行けちゃうから危険危険
さらにさらに焦がしバタークリームもモリモリに絞られているんだけど、“バタークリーム” という言葉から想像するよりも軽やかな口当たりで “焦がしバター生クリーム” といった感じだから、全く重すぎること無く美味しくいただくことが出来ます
この “焦がしバタークリーム” も、バターの風味とコクがスッゴク良くて侮れない美味しさ
バナナ🍌の甘味と一口食べるごとに感じるキャラメルのほろ苦さ、そして焦がしバタークリームの風味、チーズのコク、ゲランドの塩の塩気が絶妙なハーモニーを奏でていて、それぞれが互いの美味しさを引き立て合うバランス抜群のタルトが完成しています
とっても美味しくいただきました