※このブログでは、日本医療栄養センター主催の料理教室
「はつらつ人生食生活セミナー」の様子を更新しています。
はつらつ人生食生活セミナー 第262回 (5月11日)
講義テーマ:「おいしい減塩の食事対策」 講師:当センター 所長 井上正子
井上内科医院 院長 井上一也
調理テーマ:「少ない塩分を上手にとる工夫」 講義:中村 さち子
✿✿✿1日の献立内容✿✿✿
(毎回調理実習では、夕飯の献立を作ります。)
熱量:1608kcal(20.1点) 塩分:7.6g
朝食:バターロールのハムエッグサンド
ほうれん草のソテー、野菜スープ
バナナヨーグルト
昼食:ご飯、にら豆腐
焼き椎茸のおろしあえレモンしょうゆ、味噌汁
✿夕食:グリーンピースのトマトピラフ
あさり風味ビーンズバーグのモルネーソース焼き
グレープフルーツのフレッシュサラダ
彩りプチディッシュ、ポテトノッケングリーンソース
※一人分の出来上がり写真です。
メインのあさり風味ビーンズバーグのモルネーソース焼きでは、粒状の
大豆たん白を使用しています。以前から当センターでは大豆たんぱくを
用いたお料理コンテストなどを開催するなどして、植物性の植物たんぱくを
普段の食事でいかに美味しく調理できるかを研究しています。
普段なじみのない大豆たんぱくについて、皆様に知っていただきたく
今回のレシピに取り入れることになりました。
大豆たんぱくは植物性たんぱくの一種です。
「植物性たんぱくって何?」「どういう生理機能があるの?」などの疑問に
ついては、いつもお世話になっている(社)日本植物蛋白食品協会様のHP
をご覧ください。こちらから→ http://www.protein.or.jp/index.html
ここではメインの調理工程を紹介します!!
乾燥の大豆たんぱくの使用方法は、大豆たんぱく30gに、水約70mlをまぜて
2~3分そのままにしておくだけで、ひき肉100gに相当する量が出来上がります。
写真左:もどした大豆たんぱく 写真右:調味料を加えた大豆たんぱく↓
通常は水で戻しますが、中村先生のレシピではアサリ缶の汁に
お水をプラスして戻します。これで、しっかり味がつきますね。
次につなぎにパン粉、すりおろしたやまと芋、塩、こしょう、マヨネーズ
を加えてよく混ぜます。1人分にまとめ、小麦粉をまぶしてフライパンで
両面を軽く焼き、器に移してホワイトソースをかけトマトとアボカドをのせます。
もう見た目はすっかりハンバーグ!美味しそうです。( ´艸`)
230℃に温めたオーブンで10分焼きます!出来上がりがこちら↓
普通に食べる場合として「鯵のモルネーソース焼き」も
見本で作ってくださいました。↓
(※鯵に塩・こしょう・にんにくをし、上と同じホワイトソースがかかっています。)
出来立てを皆さんでいただきます!
一般の方、栄養士さん、お惣菜会社の方など方がご参加くださいました。
所長、院長先生も試食してくださり、感想など話しながら美味しく頂きます。
しっかり作って食べた後は、お待ちかねの30分セミナーのお時間です!
院長先生からは高血圧の危険性について、所長からは少量の塩分で
おいしく食べる方法をお話して下さいました!お疲れ様です!!
このような感じで当センターでは、医学と栄養の両面から成り立つ
作って、食べて、学べる料理教室を毎月開催しています!!
✿次回のお知らせ✿
次回は6月1日(水) 10:00~13:30
講義テーマ:「油を上手にとる食品と工夫」
調理テーマ:「脂質異常症の食事対策」
※毎回10名前後の少人数制ですので、お申し込みはお早めにどうぞ!
✿はつらつ人生食生活セミナーの詳しいご案内はこちら↓
http://ameblo.jp/jmnc-tukuru-taberu/theme-10037543381.html
✿お申し込み方法はこちら↓
http://ameblo.jp/jmnc-tukuru-taberu/theme-10037543401.html