今日は私にとっては思い出の日
実家にいるネコの誕生日(拾った日)なのです
今日で13才です
私のプロフィールの写真にもなっているのが大切な大切な家族の一員です
名前は『夢々(むむ)』、女の子です。
ここで思い出話を少し・・・(聞きたくない方はスルーして下さい)
私が高校1年の2学期の初日の日に友達と自転車で学校から帰宅途中、
その時はなぜか遠回りをして犀川のサイクリングロードを通って帰っていました。
そしてそのサイクリングロードを友達と話しながら進んでいると・・・
友達が急に「道の真ん中に何かいる」と・・・
友達「動物?リス?」 私「えっ何?小さい猿?」
私もそのものに気付き、2人でおそるおそる近づいてみると・・・
片手にすっぽり隠れるくらいの子猫でした
しかし友達が「こんなに小さい子猫が1匹だけ捨てられるはずがない!」と
周りは河川敷なので藪が茂っていて、友達と一緒に藪の中に入り
子猫のいた場所の付近を必死に探しました
すると友達の言った通りでした・・・他に3匹の子猫がいました。
しかもコンビニの袋に入れられて捨てられていました
その中の1匹はまだ目も開いていないくらい小さい子猫でした
友達と4匹を全てその場から持ち帰りました
そして友達が私に「1匹だけでもいいから絶対に飼うなり、飼えないなら飼い主を探して、
私は残りの3匹の飼い主を探すから」と、私には友達がすごく強く見えました
私は1匹だけでもどうしていいか不安になっていたのに・・・
そして私は家に帰り、しかし両親は共働きでしたのでまだ誰もいませんでした。
そこで私はリュックに子猫を入れて自転車で母の仕事場まで行きました
母に子猫を拾ったことを告げると・・・「何拾ってきているの」と怒られました。
母は子猫を飼う事には何も言えないと、最終決定権はやはり父でした。
とりあえず父が帰宅してから子猫をどうするか家族会議を開く事に・・・
父が帰宅するまでの間は、とても不安で不安で子猫を抱きながら泣いていました
途中、兄と母が帰宅して、やはり自分で父に交渉しなさいと言われ・・・
そして、父が帰ってきました・・・(ドキドキドキドキ・・・)
おそるおそる子猫を手の中に持って父に頑張って交渉しました・・・
私はダメと言われると思い、泣きながら交渉し、
拾った状況と友達の残りの3匹のこと、一生懸命父に頼みました
いろいろ考えた父が「しっかり子猫の面倒を見るのか?トイレの始末もちゃんとするか?」
と私に尋ねてきて、私は即「はいっ!」と返答しました。
すると父は笑顔で「じゃあ、しっかり世話をするんだよ!」と言ってくれました。
私はその瞬間、嬉しくて嬉しくて泣きながら子猫に「良かったね」と話しました。
その後、父の許可が下りた途端、母と兄は急に子猫と遊びだしました・・・
さっきまでは冷たい態度で見放していたくせに、急にその態度かよっ
と、なんて奴らだっと思いました
そして夢々との生活が始まったのです
最初は本当に小さいので子猫用の哺乳瓶を買ってきて毎日粉ミルクを作って
みんなで大事に大事に育ててきました
友達の3匹の子猫はというと・・・
1匹はすぐに貰い手が見つかりよかったのですが
残り2匹は黒猫だったのでなかなか貰い手が見つからず
目もまだ開いていなかった子猫は拾った数日後に衰弱死しました
そして1匹の黒猫だけがしばらく貰い手が現れないまま友達が育てていました。
すると友達の家族も子猫に愛情が入ってしまったので結局友達が飼う事に
しかし友達の家には犬が既に飼っているのに猫まで飼うことになり
本当にすごいやさしい友達だと思いました
そんな突然の出来事から早くも13年が経ったのだな~としみじみしてしまいました
最近の夢々はというと・・・人見知りなネコでして
息子が実家に遊びに行く度に夢々は必死に息子から逃げています
しかし息子は夢々が大好きでいつも見に行っては夢々に威嚇されて
ビビッて泣きながら戻ってきます・・・
そんなことをされても息子は諦めずに毎回頑張って夢々にかまって欲しく
たまにそーーーっと触ってみたりしています