子供の頃、何かの雑誌に「エイリアン」と「ET」の比較について書いてあって、「エイリアン」は俗に言うヒューマノイドタイプの宇宙人で、「ET(Extra-Terrestrial)」の方がモンスターであると説明されてた。それ故高校生の頃、リドリー・スコット監督の『エイリアン』が、未知のとんでもないモンスターのことを「エイリアン」と呼んでいたので、「それは違うだろう」なんて思ったモノだった。
やがて学生になった頃、スティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』が公開された。当時はそれなりに"箝口令"が敷かれていて、映画雑誌や情報にも疎い方だった当時の私は、映画を観賞するまでE.T.の姿形すら知らなかった。そして頓狂な容姿にびっくりしたが、その頓活躍する活躍するE.T.と少年たちの交流に最後は涙した。異形の存在との出会いと別れが、ここまでの感動作になるとは……あまりにもスケールの大きい世界観の作品故、その後の映画作りの参考にはならなかったが、その後も含めてスピルバーグ監督作品では一番好きな映画となった。それと共に、なりはモンスターでも、こっちの方がよっぽど自分の認識していた"エイリアン"に近かったなって思ったもんだった。『エイリアン』の「エイリアン」は、とても人類と意思疎通を図ることなんて無理だろうし。
それにしても、件の『E.T.』の封切りから、今年の今日12月4日で43周年、『エイリアン』封切りに至っては45周年もの年月が経過してしまった。その後『E.T.』は『エイリアン』と違い、とうとう続編は撮られずじまいとなった。かつてユニバーサルスタジオジャパンにはファンタジー性いっぱいの「E.T.アドベンチャー」なるアトラクションがあったが、わずか8年でなくなってしまった。もう過去の映像やスチールにその記憶をたどるしかない。
本作こそ、SFに名を借りた「異文化理解」の物語。今や他国の人間がみな"異星人"に見えるくらい意思の疎通か希薄になった世界だからこそ、このような映画は大切になっていくと思う。
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