ここ数日、とあるブログ記事が、少ないながら当方のアクセスランキングの1位に3日連続輝いた。今までは殆ど50~100のランキングにも顔を出さなかった記事がだ。そのタイトルは「『地球頂きます!』~都市破壊の先にあるもの~」。今から7年前の記事だ。

 

 

 

 

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 『帰ってきたウルトラマン』の一エピソード「地球頂きます!」について言及した記事だ。もしかしたら、どこかの局で『帰マン』の再放送でもしてるのかな? って思ったんだけど、記事を読み直してその理由が分かった。おそらく以下に挙げる、記事の部分がヒットしたのだろう。

 

 馬鹿馬鹿しくて、その実空恐ろしい、見事な物語立ったと思う(脚本は、『ウルトラQ』「あけてくれ!」や『3年B組金八先生』の小山内美江子)

 

 実はこの回の脚本は、かの小山内美江子氏だったのである。その小山内美江子氏の訃報を知ったのは先日。高1で『3年B組金八先生』を観た我々の世代は、まさに“ウルトラ世代”。そんなウルトラシリーズの第一弾『ウルトラQ』の(本来ならば最終話となるはずだった)「あけてくれ!」の脚本を担当したのが、小山内美江子氏だった。「ジェンダーフリー」が叫ばれる昨今において、こんな表現は憚られるかもしれないが、敢えて書くと、彼女は“ウルトラ女子ライター㐧一号”なのである。

 

 巷では『金八先生』のライターだったことが、数多の訃報記事でメインに紹介されているが、上記の2作品以外にも、かの『恐怖劇場アンバランス』でも1エピソードで参加していたりと、円谷プロとの縁も深い。

 

 いずれにしても、我々の世代にとっていろいろと思い入れの深かった『ウルトラQ』『帰マン』「アンバランス」、そして『金八先生』の脚本を執筆し、多大なる影響を与えてくれた小山内氏の逝去に際し、深く哀悼の意を表すと共に、素晴らしい作品を世に送り出したと、胸を張って天国の門を開けてほしいの願うのみである。合掌……

 

 

 

 TBS「3年B組金八先生」やNHK連続テレビ小説「マー姉ちゃん」、大河ドラマ「徳川家康」、「翔ぶが如く」などの名作ドラマで知られる脚本家の小山内美江子(おさない・みえこ、本名笹平美江子=ささひら・みえこ)さんが2日、老衰のため死去した。94歳。横浜市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。長男で俳優の利重剛(61)が所属事務所「クォーター・トーン」と自身のホームページで発表した。「老衰による穏やかな逝去でした」とし「やりたいことをやり、言いたいことを言い、多くの人々に愛された、幸せな人生だったと思います。生前のご厚情を深く感謝いたします。本当にありがとうございました」と報告した。  鶴見高等女学校(現・鶴見大学付属高校)卒業後、映画監督を志したが、当時は女性は助監督にもなれない時代。記録係として10年働き、その後、知り合った当時、助監督だった深作欣二氏、佐藤純彌氏、美術を担当していた近藤昭男氏とともにTBS「キイハンター」、「Gメン’75」などアクションものを手掛け、ヒットを生み出す「4人組」と呼ばれて活躍。TBS「アイフル大作戦」(1973年4月~74年5月)の最終回で世の中と制度のギャップを描いたことが、「金八先生」で込めた問題意識につながった。  「金八先生」では「腐ったミカンの方程式」や「15歳の母」など現在も語り継がれるエピソードを生み出していった。  プライベートでは映画監督をともに目指した男性と結婚したが、利重を出産後に離婚。シングルマザーとして育て上げた。  60歳からは国際的なボランティアを開始。NPO法人「JHP・学校をつくる会」に代表を務め、カンボジアでの学校建設や教育支援などにも尽力した。  2015年には心臓大動脈弁の手術をしペースメーカーを付けて生活。18年には心不全で緊急入院。その後、慢性硬膜下血腫を患うなど、1年で5度の手術を受けたが、持ち前の気力で乗り越えていた。

 

 

 

 

 

お母さんが喜びそうなことは?

小山内氏の息子が利重剛だったとは……!

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