一昨日は広島県東部の「みろくの里」に行ってきた。それなのに、一夜明けた昨日の家族サービスのリクエストは、同じく県東部の、それも「みろくの里」より先に位置する「鞆の浦」。「みろく」の時は“勤務”だったんで、長距離もバスに揺られての移動だった。「ああ、こうやって運転せずに移動できるなんて幸せだ」なんて思っていたのもつかの間、まさか同じ……否、更に遠い行程を、しかも高速ではなく一般道で行くことになるなんて……嗚呼、一昨日の「幸せ」はどこ行った( ノД`)

 

 そんなわけで、午後に自宅を出発。この日は“夜の会合”があったために、広島市に戻ってくるリミットは19:00。そんな中、一般道の国道2号線をひたすら東に向かい、およそ2時間半かけて鞆の浦に到着した。

 

 今回なぜ鞆の浦かっていうと、次女が『崖の上のポニョ』ファンだから。鞆の浦は『崖の上のポニョ』の舞台のモデルとなった町で、実際宮崎駿自身がしばらく間借りして暮らしたっていう過去もあるらしい。それで「一度行ってみたい」とのリクエストに応えて、前回足を運んだ際は、そもそも出発が遅れたために十分回ることが出来なかった。今回はその“リベンジ”も兼ねての再来訪だったが、あいにく私がこの『崖の上のポニョ』を観賞したことがなく、どこがロケ地だが皆目見当がつかない。頼りは次女の記憶だけだが、それも定かではない。探しているという、主人公の宗介の崖に面した家のモデルになった場所がどこかないかって、辺りを見回していたら、やや先の斜面に、実に見晴らしのいい寺を発見して、ダメもとでその方向に向かうことにした。

 

 その道中簡単な地図があって、その寺の名称を見つけ、そこと「ポニョ」との関連性を検索している矢先、後方の語り部に連れられた集団に出くわした。すると語り部の話す内容に、実に有力な情報があった。それで、背中を向けて検索するふりをして、その話を聞くとはなしに聴いてから、ある確信をもって、娘たちを連れて件の寺に向かった。急な斜面をグングン進んでいくと、その道中で、ついに宗介の家のモデルと思しき建物を発見した。どうもこの家こそ、宮崎駿がしばらく間借りしていた家だったんだそうだ(語り部の言による)。娘に聞いてみると、「それっぽい」ってことだったんで、その様子をカメラに収めた。

 

 

 

 そこから更に歩みを進めて、ようやく目標だった寺の前までたどり着いた。そこから眺める眺望が、娘に聞くと、左右対称ながら、『ポニョ』に登場する街並みによく似ていたのだそうだ(これも語り部からの情報を入手済み)。

 

 

 最初は諦めモードで、有名な常夜灯を見てすぐ帰りそうな雰囲気だったが、丘の上にある寺に目をつけて、思い切って上ってみてよかったよ(^^)

 

 

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