今日は「昭和の日」。この祝日の名称に拘った為政者の邪な理由はさて置いて、私はこの「昭和の日」を支持する。ちなみに、今日の当ブログのアクセス数を出してみたら、何と1位から5位までが、ブログタイトルに何らかの形で「昭和」って入れたものばかりだった。

 

 

昭和と聞いて思い浮かぶのは?

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 ここ最近、ドラマ『不適切にもほどがある』のスマッシュヒットによって、昭和の世相が再評価されるようになった。我々のように幼少期から思春期に至るまでどっぷり「昭和」の渦中に浸っていた身からすれば、自分のアイデンティティ―は「昭和」の時代に構築されたので、ことさら「昭和」に思いを馳せてしまう。

 

 しかしながら昨今、コンプライアンスの観点から「昭和がいい」「いや今の方がいい」などと択一論が叫ばれるのは如何なものかと思う。別にどちらがいいか悪いかなんて二極に分かれなくても、お互いを尊重して、いい面を伸ばしていけばいい。昭和の時代に悪かった点も今の世に悪い点もある。逆に今のいい点も、昭和のいい点もある。良し悪しより、やっぱり好きか嫌いかって判断も大事じゃないかな?

 

 私が映画制作において、そしてブログ記事で昭和に拘るのは、単に昭和のカルチャーが馴染んで好きだから、そして同様に考える同世代も多いと思うからである。別に今の世相に眉を顰め「今は駄目だ、昭和の頃がよかった」なんて年寄り臭い愚痴を言うつもりはない(まあ、全くとは言えないけどヾ(- -;)ヾ(- -;)。

 

 前作『YOSHIKOを探せ!!』で、昭和、それも東映のプログラムピクチャー路線華々し頃の「ズベ公」映画に拘った作品世界にしたら、インディーズムービーの先人である繁田監督からお褒めの言葉を戴いた。昭和に拘って撮ることが私の私たる所以とまで書いていただいた。この上ない光栄な言葉だった。

 

 

 ところで、私が今年4月1日に書いたブログ記事、おそらく多くの方は「四月馬鹿」のたちの悪い冗談(嘘)だと思っていらっしゃるきらいがあるが、果たして本当はどうなのか……? その答えはいずれ分かるかも?!