日本映画が世界に誇る、知名度においては最大最強の邦画が『七人の侍』だ。脚本と撮影で2年近い月日を費やして制作された。私にとって初見はTV。おそらく「ゴールデン洋画劇場」の特別枠だったと記憶している。劇場で観たのは、今は亡きOS東劇のラスト上映だったと思う。前半が終了し、画面に大きく「休憇」の文字が流れたものの、慣れない観客がどうしたらいいかと戸惑っていたのが印象に残っている。

 

 

 

 最近は長編映画がめっきり減って、こんなインターミッションなんて知らない人が多くなった。時折CSやBSなどで過去の長編映画を流すときには、インターミッションが入ったりするが、こんな殺風景な文字だけでなく、曲独自の画像を流すことが多い。

 

 

 実は件の『七人の侍』にあやかって、当団体の上映会でも、毎回10分程度ある休憩時間に、この「休憇」テロップを模したものを、『七人の侍』のインターミッションに流れた曲をバックに流すようになった。これはコアな映画ファンにはバカ受けしたが、後日当時書いてもらった数多のアンケートを拝見すると、「『休憇』の文字が間違っていた」云々の指摘をいくつかいただいた。しかし、上記の如く、オリジナルの『七人の侍』がこの文字を使っているから仕方がないって割り切って、その後もこのテロップ上映を続けている(;^_^A

 

 「『七人の侍』公開記念日にこんなネタかよ!」って怒られてしまいそうだが、意外とこんな“変化球”も面白いんじゃないかな(;^_^A

 

 

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