先日はヒロインの“スイッチ”としてのアイテムについて言及した。そこではセーラー服ヒロインに特化して、グローブと赤いセーラースカーフをその“スイッチ”と定義づけた。

 

 しかしながら、今まで当方の“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズにおいては、その役割を眼鏡が担っていた、という歴史がある。第二弾にして私が初めて演出した『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』では、主人公の神宮寺真琴は厳島高校に潜入する際、眼鏡をかけて、クライマックスの口上の際、その眼鏡を外して一気に悪徳教師を駆逐した。『学園特捜☆伍代聖羅』においては、主人公の伍代聖羅は世を忍ぶ仮の女子高生姿の時は眼鏡を着用し、颯爽と“学園特捜”に転身する際にその眼鏡を外していた。番外編の最近作『YOSHIKOを流せ!!』では、今までか弱い転校生を演じていた松島吉子は、本当の姿を現すきっかけとして、掛けていた眼鏡を投げ捨てた。そんなわけで、眼鏡って、主人公の二面性を表現するのに非常に都合のいいアイテムだといえる(;^_^A

 

 

 ここまでは飽く迄“道具”による“スイッチ”だが、前回の記事でフォロワーのdice-quaidさんからコメント頂いて、なるほどって思ったことがある。そこでは髪型のチェンジによるヒロインの“スイッチ”について言及してもらった。実は私も、ヒロインアクションムービーの盟友でもある稲葉司監督も、『スケバン刑事』由来のポニーテールには思い入れがある。狙ったわけではないが、奇しくも最近作の『YOSHIKOを流せ!!』主人公の松島吉子は、セーラー服にポニーテールと、典型的な『スケバン刑事』ルックスだ(生憎ヨーヨーは持ってないけど(;^_^A)。

 

 しかし、新作を企画するにあたり、“女多羅尾伴内”の線を狙うとして、世を忍ぶ仮の姿を企画通り女子高生にするとしたら、逆に普段をお下げ髪かポニーテールのようなヘアースタイルにして女子高生っぽさを強調し、颯爽とアクションヒロインに転身する際に、束ねた髪をほどいて、大人の女っぽさを強調する(当然その際は派手目のメイクも大胆な衣装も計画している)って線になりそうだ。実際そんな作品もあるそうだし。

 

 「多羅尾伴内」っていえば、正体ミエミエの変身を、登場人物は馬鹿馬鹿しいくらい気づかない、ってのが“王道”のお約束だが、今の企画でいえば、そこまで馬鹿馬鹿しくも出来ない事情もあるので、この転身前と後との変化はある程度説得力を持たさなければならない。そこら辺のさじ加減も難しいところである。

 

 なんてことまで書いてると、いつまでも“妄想的企画会議”なんて書いていられなくなるなぁ(;^_^A(;^_^A

 

 

 

 

 

 

 

 

あると便利なおすすめ缶詰は?

コンビーフは大好きだけど、なかなか食べる機会に恵まれなくなったなぁ……

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