今日2024年3月21日は、1974年の同日に東宝怪獣特撮映画『ゴジラ対メカゴジラ』が「東宝チャンピオンまつり」として封切られた、つまり「メカゴジラ50周年」ってことになる。そんな記事を見つけた。まあ、当時私は小学生だったし、この年月も無理はないな(;^_^A(;^_^A

 

 

 そんな当時の『ゴジラ対メカゴジラ』にまつわる思い出は、かこのブログにしたためている。

 

 

 

 平成の“VSシリーズ”における「Gフォース」の秘密兵器の設定から、“ミレニアムシリーズ”の自衛隊「機龍」に至るまで(おいおい「きりゅう」って打ったらちゃんと「機龍」って変換したよ(゚Д゚;)、近年のメカゴジラは「人間の作った対ゴジラ兵器」だったが、一昨年公開の『ゴジラ対コング』では久々の悪役として登場していたよ。もっとも“対ゴジラ兵器”という点では、初出の『ゴジラ対メカゴジラ』以降、変わっていないけどね(;^_^A

 

 歴代メカゴジラを比較すると、「機龍」も結構かっこよく、上映時にはいい歳こいて「トイザらス」で模型を買ったりもしたが、個人的にはやはり“昭和”のオリジナルが好きだ。物語の方は、陽性な『対メカゴジラ』が好みだが、デザイン的には『メカゴジラの逆襲』に登場する“MGⅡ”の方が好きだ。本作には『天使諜報★神宮寺真琴』におけるマネージャー役名の語源となった「真船桂」(藍とも子)も出演しているし(;^_^A

 


 

 こんなソフビ人形を、未だ後生大事に保管しています。いい歳こいて……ってこんなモン「いい歳こいた‟昭和の少年”」しか興味ないか(;^_^A(;^_^A

 

 そうそう、昭和の頃にはこんな歌もあったよ(;^_^A  歌うのは「ミヤラビの祈り」のベルベラ・リーン!(;^_^A(;^_^A

 

 

 ところで、この4月に公開される『ゴジラ対コング 新たなる帝国』には、果たしてメカゴジラが再び登場するのだろうか……?(;^_^A(;^_^A

 

 

 

 

 

 

「メカゴジラ」登場から半世紀 「ライバルを出したい」のアイデアから人気怪獣が誕生?

 

ゴジラの宿敵、光と影の存在となったメカゴジラ
 本日3月21日は、1974年に「東宝チャンピオンまつり」の一編として劇場用映画『ゴジラ対メカゴジラ』が公開された日です。今年2024年で半世紀が経過しました。この映画で初登場したロボット怪獣「メカゴジラ」は、ゴジラシリーズのなかでも人気の高い怪獣となります。
 本作はゴジラ誕生20周年記念映画であり、1972年5月15日に本土返還された沖縄を舞台として製作されました。当初は沖縄を舞台にしたゴジラ映画としてスタートしており、メカゴジラの登場は原型となったシノプシスにはありません。
 このメカゴジラの登場は紆余曲折あり、最初は2体のゴジラが戦うというアイディアもあったことから、それが下地になったともいわれています。これがメカ怪獣となったのは、当時のヒット作である『マジンガーZ』の影響ともいわれていました。
 実際、この1か月ほど後に『ゲッターロボ』も放映を開始し、ロボットアニメブームと呼ばれる時期がやって来ます。当時の子供にとって巨大ロボットは、変身ヒーローに代わる新しい興味の対象だったといえるでしょう。
 もちろん単なるブームの後追いではなく、メカ怪獣は東宝特撮の十八番でもありました。「キングコング」のライバルである「メカニコング」がそうです。プロデューサーの田中友幸さんがこのメカニコングを例に挙げ、「ゴジラのロボットが出せないだろうか?」というアイディアを出したのがきっかけでした。
 こうして誕生したメカゴジラは、ゴジラの黒い体とは真逆の白銀のボディが、光と影を思わせる絶妙のコントラストとなっています。そして全身に装備された超兵器の数々が強敵感を醸し出していました。カラフルな光線や、火薬を使った派手な爆発が随所に見られ、子供たちが興奮する映像作りに一役買っています。
 こういったことから、メカゴジラが当時の子供のハートをつかむのは当然だったかもしれません。関連オモチャのセールスも良かったと聞いています。そうなると製作側もメカゴジラをプッシュすることとなり、次回作『メカゴジラの逆襲』(1975年)の制作が決まりました。
 この『メカゴジラの逆襲』では新怪獣「チタノザウルス」とタッグを組んだ「メカゴジラ2」が登場し、ゴジラは2対1のハンディキャップマッチを挑まれることになります。ゴジラ映画で、ゴジラ以外の怪獣だけがタイトルになっているのは本作が唯一でした。
 公開当時のポスターなどには「最新作メカゴジラ・シリーズ第2弾」と書かれていたこともあり、製作陣がいかにメカゴジラという存在を推していたかわかるでしょう。それほどメカゴジラはゴジラ映画で久々に現れたスター怪獣だったというわけです。
 これまでの「東宝チャンピオンまつり」の作風と違ってサイボーグ少女「桂」の悲哀といった部分もクローズアップされた意欲作でしたが、観客動員数には結びつかず、ゴジラ映画は『メカゴジラの逆襲』をもって一時中断されることになりました。
 これは怪獣映画というコンテンツが一定の役割を終え、後続の特撮ヒーローやロボットアニメといった作品に立場を譲ったということなのでしょう。もっとも、その灯は完全に消えたわけでなく、一定の時間を経て後に復活するための休眠期間でした。

 

昭和から平成に…時代に合わせて進化していくメカゴジラ
 その後に復活したゴジラ映画でもメカゴジラの登場した作品はいくつかありました。その最初となるのが『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)です。「ゴジラ生誕40周年記念作品」でもありました。

  この映画に登場するのが、対ゴジラ組織「Gフォース」が開発した対ゴジラ超兵器「UX-02-93 メカゴジラ」です。つまり前作までの「ブラックホール第3惑星人の作った侵略兵器」とは違い、本作のメカゴジラは人間が作った防衛用ロボットでした。

  ここで登場するメカゴジラは、対ゴジラ超兵器試作1号機である「UX-01-92 ガルーダ」と合体することで「スーパーメカゴジラ」へと姿を変えることができます。これは当時のロボット玩具で定番の、合体して強化形態というフォーマットを導入した形なのでしょう。 

 メカゴジラは他の東宝怪獣と違ってメカ怪獣という特殊な存在ゆえ、時代に合わせた大胆なデザイン変化が行われています。それは、この次に登場することになる『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年)でも行われました。この映画に登場するメカゴジラは「3式機龍」と呼ばれています。  このメカゴジラはこれまでの機械のみで作られたロボットとは違い、1954年に死んだ初代ゴジラの骨格をメインフレームとし、それを利用したDNAコンピュータで制御されていました。それゆえ初代ゴジラの本能に支配されて制御不能の暴走状態になることもあります。

  こういった部分から、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』からの影響を思い浮かべるファンも多くいました。前述の通り、メカ怪獣ゆえにメカゴジラは時代ごとの影響を受けやすいのかもしれません。その時代に合わせたアップデートがメカゴジラの魅力なのでしょう。

  このほかにもメカゴジラが登場した作品はいくつかあります。なかでも特異な存在が小説『ゲームウォーズ』(2011年)と、これを原作とする映画『レディ・プレイヤー1』(2018年)に登場したメカゴジラでしょうか。ここでは宿敵であるゴジラとは戦わず、小説では「ウルトラマン」、映画では「ガンダム」と戦っています。

  アニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』(2017年)で登場したメカゴジラは、対ゴジラ用決戦兵器として開発され、続編『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(2018年)では破壊されて残った頭部が自己増殖して「メカゴジラシティ」という巨大都市にまで変化を遂げていました。

  テレビアニメ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2021年)では、最終話ラストシーンにゴジラの骨から建造された「ロボゴジラ」なるものが登場しています。詳細は不明ですが初代メカゴジラに似た様相で、部品の製造メーカーに「ブラックホール社」と「第三惑星社」の名前がありました。 「モンスター・ヴァース」シリーズの『ゴジラvs.コング』(2021年)で登場したメカゴジラが今のところ最新のものでしょうか。これからも時代に合わせてアップグレードされた、最新のメカゴジラが登場することでしょう。

  初代の登場シーンはその後の作品でもオマージュされることが多く、原典を知らずに観ている人も多いことと思います。さらに言えば、「○○対メカ○○」といったパターンを作り出したのもメカゴジラの功績でしょう。

  ロボット怪獣であるメカゴジラの魅力、いくつもあると思いますが、みなさんはどこに惹かれますか。
 

 

 

何色のランドセルがタイプ?

『ゴジラvsメカゴジラ』で、メカゴジラがガルーダを背負うシーンは、まるでランドセルだったよ(;^_^A

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