かつて日活ロマンポルノの傑作スプラッタームービー『処女のはらわた』や、もはや怪人特撮モノといっていい「美女のはらわた」を撮り、Vシネマ(V-ZOON)でエグい怪物ホラーの『GOZOO』を撮り、長坂しほり主演のかの『箱の女2』の脚本を担当し、それでいてビートたけし主演のハートフルなファンタジー『ほしをつぐもの』を演出するなど、まさに「昭和」のB級映画世界においてフレキシブルな活躍を魅せた小水一男監督。そんな小水監督は、古くは“若松組”の一員として活動し、当時そのいかつい容貌が『フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ』のガイラに似ているからと、「小水ガイラ」なるニックネームをつけられたそうな。

 

 

   そんなわけで、今日はそれにまつわる(?)、まさに今日のAmebaブログお題にぴったりのネタで書いてみたい。

 

 去る1月13日土曜日、この日は朝から仕事で出勤、15時ごろに帰宅したが、その日は夜に映画関係の新年会があるということで、1日家を空ける罪滅ぼしに、新年会に向かうまでの間、家族サービスでドライブに行ってきた。

 

 その道中立ち寄ったスーパーには、俗にいう「ガチャ」のコーナーがある。その中に、今どき珍しい東宝特撮怪獣の「ガチャ」があって、そのラインナップが凄かった。『フランケンシュタインの怪獣』のサンダとガイラ、それに1973年版(『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』)のガイガンにゴジラ(-1.0版)の4種類という“対象年齢50歳以上”な「ガチャ」だった。昔ならすぐに硬貨を投入しそうなラインナップだが、なにぶん一回の値段がなんと500円! ここ最近の懐具合を考えたら、とても手が出ない価格だ。しかし、その頃はまだ正月気分が抜けない時分だったので、勢いで思わずこの「ガチャ」にチャレンジしてしまった(;^_^A

 

 「1番は『ガイラ』でその次が『サンダ』、でも昭和版『ガイガン』でも悪くない……一番の外れは『マイナスワンゴジラ』かな」なんて考えてダイヤルを回したら、出てきたのは黒っぽい人形のパーツ。「何だ『マイナスワンゴジラ』か……500円は高かったな」なんて思っていると、不意に娘が、「これ、緑色のじゃないん?」っていうものだから、慌てて開けて見たら、確かに緑の……「ガイラ」だった(;^_^A  大当たり~ィ!(^^)

 

 組み立ててみると、結構精巧な作りで、オリジナルのぬいぐるみに入っていた、故・中島春雄氏のフォルムを忠実に模していた。組み立てて何度も何度もしげしげと眺めてしまったよ(;^_^A


 

 それにしても、昔は『フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ』はその後味の悪さも相まってトラウマムービーだったのに、今やそのフィギュアを有難がるようになるとはね……ヾ(- -;)

 

 

 こうなると、勢い「サンダ」も欲しくなるが、今回は飽く迄“ビギナーズラック”で、欲をかくと、「サンダ」が出るまで大量の「マイナスワンゴジラ」と莫大な大散財に陥るのは目に見えている(;^_^A(;^_^A(;^_^A

 

 

どんなガチャガチャしたことある?

殆ど日本特撮映画・ドラマのキャラクターシリーズかな(;^_^A

 

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